ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

子供は成長と共に目に見えない感じる能力が落ちる

2012-06-24 09:50:05 | 

 古いデータですが、幼児能力開発研究所が行なった実験結果を、本で読んだことがあります。 3歳、4歳、5歳の子供を集め、目隠しをして、自分のお母さんを見つける実験をしました。

 自分のお母さんを見つけた割合は、3歳で100%、4歳で50%、5歳で0%でした。 これは何を意味するのか。 小さいほど目には見えない感じる能力が、あるということです。

 私は、胎児が胎内にいた時に、体外で起きた出来事を、生まれでたある時期に、さも自分が体験したかのように話す子供が、いるという事実を思い出します。

 幼児教育は3歳から始めなさいという話がありますが、私は生まれでた瞬間からはじめることが大切ではないか、否、もっとそれ以前の胎児の時から、話しかけるように育てることが大切ではないかと、自分の反省も含めて感じております。

 更に遡って考えれば、受胎する瞬間も大切ではないかと、考えを思い寄せます。 自分はもう既に手遅れですので、この事実を一人でもよいから、若い方に知っていただきたいと、常に思っております。

 このことは、吐く息を長く吐く逆腹式呼吸を伴い、意識を集中した座禅の中で、ふと浮かぶ雑念を通して感得してきました。