ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

多摩市倫理法人会の朝会で講話者としてお話をしました

2012-06-27 14:10:34 | 社会・経済

 

 

 毎週水曜日の午前6時半から、多摩センター駅前の京王プラザホテルの4階のホールで、多摩市倫理法人会の集まりがあります。 今朝は会長さんからピンチヒッターとして、お話をさせてもらいました。

 

 テーマは「肩の力を抜いていつもリラックス」でした。 どんなときにも肩の力を抜いてリラックスし、頭のてっぺんが天から引っ張られているような感じでいることの大切さや、作為を持たず自然体で接することが、重要であることを伝えました。

 

 倫理法人会には、万人幸福の栞17か条という文章があり、その日に一つの条文を読み上げます。 第1条今日は最良の1日、今は無二の好機、から始まり第17条人生は上(かみ)の演劇、その主役は己自身である、まで続きます。

 

 そのほか第2条は、苦難は幸福の門、第3条は、運命は自らまねき、境遇は自ら造る、第12条は、得るは捨つるにあり、というものもあります。 全て内容を読んでいけば、その通りと思うものばかりです。

 

  私たちは、もっともだと思うことであっても、なかなか気づきがなければ、認識されたものにはなりません。

 

 私は、深呼吸の要領で、大きく息を吸って出来るだけ長く息を吐き、吐く息を体の中へ吐き、更に吐く息だけに意識を集中する逆腹式呼吸を、繰り返し行うことによって1時間の坐禅を、日常的行うことの大切さを話しました。

 

 意識が吐く息に集中する中にも、ふと浮かぶ雑念は振り払うことなしに、考えるとによって、宇宙の叡智からサジェスチョンを受け、どのように考えたら良いかが分かってきます。 私はそのことを、感得するといいます。 

 

 日常的に毎日、座禅を行うことによって、ものの考え方が形成されて行くことも、話しました。 身体と心で感得するのです。 ある意味では、気づきにも継ってきます。