ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

静かを探求する私を導いてくれたものは何かー6

2012-03-28 06:28:49 | 座禅

風の便りで前の事務所で、私の前の席にいた彼女(女性という意味)が、がんになったという話を聞いたのです。 彼女は「燃えるがごとくガン細胞を焼き尽くす」の作者の長尾宣子さんで、我が家からヒマラヤンのメスの子猫(ジョルジュサンドという名前で本にも登場)が、もらわれていった親戚のような関係です。

私は毎晩、1時間の座禅が終わったあとに、引き続き2時間、彼女の病気回復を願って座っていました。 清新な宇宙エネルギーを、ひたすら彼女の体に向けて送ったのです。 

私は全てが分かっていて、行動したわけではありません。 全て無我夢中で行なってきました。 彼女に病気回復するように願って気を送る行為を通して、特別なことを行おうとすると、天目が開くということを知ったのです。

手塚治虫の漫画「三つ目が通る」に出てくる主人公のように、おでこの中心部が目の形をしている天目が、あることを感得したのです。 私の彼女への願いが、目の形をした天目から、出て行くのです。 私はその時、普通ではない特別なことを行おうとするときには、天目が開くのだということを知ったのです。

 天目はいつも開いているわけではなく、世のため人のために、特別なことを行おうとするときに、開くものだというふうに理解しております。