ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

座禅の時におでこに強い刺激を感じるという友人

2010-12-28 09:08:14 | 座禅

 毎日お経を暗誦した後に座禅を行う友人。 私が座禅は30分では肩慣らしでしかありませんよ、1時間は行ってくださいね、と友人にはいつも話しておりました。 1時期1時間以上胡座を組んでいたのですが、30分ぐらいに減らして、また最近になって45分ぐらいに時間が、長くなってきたと話してくれました。

 1時間行うようになってから、後頭部の玉沈関が鼓動をはじめ、その後に今度は頭のてっぺんにある百会が、同じように鼓動を初めていた友人。 その友人が、いつもおでこに強い刺激を感じるというのです。

 下腹にある臍下丹田から発した気は、背中を通り後頭部を駆け上がり、百会を通った後に、おでこの中心部あたりから、体の表層部から顔面の内部に入って行きます。 

 おでこの中心部には天目がありますが、天目あたりから顔面内に入って行きますので、その天目も刺激しているようです。 

 友人が何故、おでこの中心部が強い刺激を受けるかは、上記のように後頭部を駆け上がってきた体の気が、おでこの中心から入り込むときに、刺激を受けると思われます。