ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

座禅は脳と心のエクササイズですー2

2010-12-02 09:31:37 | 座禅

人を恋して胸を痛める、音楽を聴いて感動する、演劇や映画を見て感動するなどの情緒を、感じるところー部位は胸の中心部にある中丹田という所です。

日常的に様々な場面に遭遇して、情緒感を高めて行くのですが、吐く息を出来るだけ長く吐く呼吸法を行いながら、胡座を組んで座禅を行いますと、体の中を流れる気の循環(小周天といいます)が促進され、胸の中心部にある中丹田も、その通り道にあります。

結果的に中丹田を鍛えることになってきます。 音楽を聴くときには耳だけでなく、身体全体で感じることが多いと思いますが、特に中丹田を刺激するのです。

私達は、何かに感動するときというのは、頭では認識しますが情緒に関することは、全て胸で感じるのです。

座禅を継続的に行うことによって、情緒感をも鍛えて行くことになります。