ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

親をみて子は育つといいますが-5

2005-10-16 09:42:22 | 自分
 台東区の黒門町伝七捕り物帖で知られている上野黒門小学校を卒業すると、北区の堀船中学校へ入学しました。 引っ越してきたばかりで回りに友達もいない中で、どうしてそのようなことになったのか分かりませんが、新入生代表で挨拶をすることになり、急遽家に帰って母に話したところ、原稿は母が作ってくれることになりましたが、初めて聞くような森羅万象とかの言葉が入っていて、とりあえず暗誦をしましたが当日の朝は、しどろもどろの状態でなんとか挨拶を終えたことが思い出されます。
 野球を小学校のときにいつもやって遊んでいた関係で、ちょっと野球部で練習に参加し、テニスにも練習に参加しましたが長続きせず、最終的には卓球部に所属し、汗をかくことになりました。 姉は演劇部に入って文化祭では主役で出演しておりましたが、姉弟が目立つと言うのは恥ずかしい面もありました。
 小学校のときにクラス中の女の子にシカトされた関係で、多感な中学校では一切女の子と話をしませんでした。 女性恐怖症になってしまったのかも知れません。
ですが、素敵な女の子だなとひそかに思う人はおりましたが、残念ながら話をすることはありませんでした。 また、かわいい女の子が おい、お前のことが好きだっていっているよ と言われたりしても、心に反して好きではないと答えたりしていました。 後で考えると何人もの人を傷つけたのではないかと思われます。
 父は交通事故で28年前になくなり、90歳の母は今、救急で入った病院でご飯を食べ終わると、ウンチをしたいと言って動かせないので、オムツにしていいよと言ってもしっかりしているせいか、なかなかオムツにはしにくいようです。 顔の一つ一つのしわ、しみを見ては、今まで子供を育て生きてきた労苦を感じ、思わず目頭が熱くなる思いがする毎日です。