ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

親を見て子は育つといいますが-7

2005-10-19 08:53:05 | 自分
 いつも両親のケンカばかりを見て育ったせいか、自分が結婚したら絶対にケンカはすまいと思いながら、長女が産まれ2歳になる前だった思いますが、娘のちょっとしたぐずつきから初めて言い争いのケンカをしました。
 小学校のクラスメートに歌手の小椋佳がなんとなく素直な感情で唄っている姿を見ていたりすると、自分の思っていることを素直に表現することが、とても大切であり特に子供の頃からそのような環境作りが大切ではないかと、常々考えておりましたので、いきなり自分の感情だけで人が怒っているように見えると、大切なものが壊れてしまうのではないかと思い、私も怒り出してしまったのでした。
 親が子供に自由にできるのは、名前をつけるぐらいのことしかありませんから、私達は初めての長女に 文化がかおる、匂いがよいなどの意味合いを込めて 郁(かおる)とつけました。 男としては女の子はある意味では連れ合いとの関係で、先行きどのようになるかは分からないと言う意味で、目に入れても痛くないという気持ちを持ちながら、育てていく、育てていきたいと思っておりました。
 そんな娘が幼稚園に入る前まで、生き生きとして表現していたお絵かきが、ある日突然女の子が涙を流している絵を描き、今までとは比べられないぐらい弱弱しいぐらいのものであったことに、衝撃を受けました。 みんなが行く幼稚園に自分がいけないということが原因でした。 私が近所の幼稚園に入るのに、徹夜をして申し込みをしなければ入れないということに、それだったら入らなくてよいという判断をして、徹夜で並ばなかったせいでもありました。