昭和幻燈館 2
入館料を払って入った展示室はすべて猫に関する展示物だった。
薄暗い展示室で、展示物のみに照明がされていると云った状況で撮影は結構面倒だった。
色々な猫の置物、皆手作りのようだ。
一番下の写真のようなポスターもあった。
「仁丹」が「猫丹「雪印牛乳」が「猫印牛乳」「太猫ゴム長」「だるま猫」等々色々な商品名をもじった所が面白い。
初詣だろうか、さい銭箱の向こうで手を合わせる猫たち。
お祭りの屋台でのお囃子のようだ。
縁先で憩う宗匠頭巾の人と老人。奥に蓄音機を回す猫がいる憩いのひと時だろう。
昭和の初め頃の様子を連想させる。
子供の頃、毎日が待ちどおしかった紙芝居。
懐かしい場面だ。
、
映画「東京物語」の一コマに似ている画面だ。
このような絵がずらりと並んでいて、昔の良き時代を懐かしむ事が出来る。