昭和幻燈館へ
住吉神社を後にして昭和幻燈館に向かう。
昭和幻燈とはいかにも昔の感じがする。
幻燈は現在のスライドの事だ。
老骨にとっては懐かしい言葉だ。
昭和幻燈館に行く途中にこんなショーウインドウがあった。
店は美容院のようだった。
猫のポスターが8点ほどかけられていたが、絵は美容院と関係ないような絵ばかりだ。
どんな関係でショーウインドーにこのような絵を掛けているのだろうか。
昭和幻燈館の前に出る。
正面左にはやはり猫の看板。
正面から見ると大きな猫が入り口に立っている。
この猫の後ろと二階の庇の所には大きな映画の看板がかかっていたが撤去されていた。
幻燈館までが猫館に変わってしまったのだろうかと、思いつつ館内に入った。
入り口を入るとすぐ右上に「晩秋」の映画看板がかかっていた。
嬉しかったあ~ 映画看板はまだ生きていると叫びたくなるような感動だった。
狭い室内に6~7点の看板がかかっていた。
「晩秋」「椿三十郎」「七つの顔の男」どれも昔見た映画だ。
原節子、笠智衆、三船敏郎、「片岡千恵蔵」皆故人になったが懐かしい顔ぶれだ。
映画看板に気をとられていたが、館内を見ると往年のスターたちのブロマイドが売られていた。
ブロマイドの他はすべて猫に関する置物や土産品でいっぱいだった。
この部屋の奥に色々な展示物があり、有料になっていた。