ふれあい広場へ
再び大池の南側に出る。
池越しに見た欅とモミジの木の近くに来た。
近くで見ると欅は葉がだいぶん散り落ちて、枝の間がかなり透けて見えた。
池南側のモミジ。
遠くにビル群が見え、どこか都会の一隅のように見える。
普段ビルなどと縁遠い所に暮らしていると、都会的風景が珍しいというか懐かしいというような気分になるのが不思議だ。
上の写真のモミジの横を通り、階段を上った先に人工の小さな滝が有る。
水が流れている日が少ないのだが、この日はきれいな水が流れていた。
滝の周囲にも落ち葉が積り晩秋の気配を漂はせていた。
その先の「ふれあい橋」に向かう途中にもモミジの紅葉を見る事が出来る。
「ふれあい橋」を渡ると突き当りに、突然深山に迷い込んだような錯覚に襲われるような風景が眼前に現れる。
ススキの群落が一面に広がる。
ススキの原を過ぎると「ふれあい広場」に出る。
この広場にもモミジの木があり、見事に紅葉していた。
たまたまこの時間にはここを訪れる人の姿が無く、静かな紅葉風景を楽しむ事が出来た。
紅葉越しに見える白いススキの穂が印象的で、晩秋の雰囲気を確りと盛り上げてくれていた。
人の気配がない「ふれあい広場」は実に静かで、この素晴らしい景色を自分の独り占めと云った感じだった。
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