コレクターになった
人は誰でも何かに興味を持った時、それを収集したいと言う気になることがある。私も若い頃映画が好きで、週に10本以上の映画を見ていた時期があり、その映画のプログラムを集め始めたことがある。集めたプログラムはみかん箱に2箱くらいになったが、新居に移るとき父母に邪魔と言われて泣く泣く処分してしまった。
今手元にあれば大変なお宝になっていたと思うと残念で仕方が無い。
30歳頃だろうと思うが、旅行先の土産店でふと見た通行手形(将棋のこまの形をしている)と言う飾り物?が妙に印象に残り、以来旅行先で必ず土産店を覗くようになった。
以来、集めた交通手形は段ボール箱3個、広げて並べると畳4枚分位になる。この手形は大、中、小、特大と大きさも色々だ。
自慢の一品 表 右 特大 左 中(一般的な大きさ)
裏 (裏には色々な絵や文字が描かれている)
写真の手形は箱根の関所を尋ねた時に購入したもので、材質は欅、大きさは縦30センチ、横25センチ、厚さ3.5センチと言う特大のものだ。
これは箱根関所近くの土産物店のショーウインドウに展示してあったもので非売品だったが、その大きさに一目惚れ、店主に譲り受けたいと交渉したが、店の宣伝用に特注したもので売ることは出来ないと言われたが、粘りに粘って遂に譲り受けることに成功した。
ちなみに価格は通常の中型手形の価格が150円くらいだったが、この手形はなんと3000円支払った。(当時の月給約15000円)以来、このような大きな手形にお目にかかったことは無い。
自慢の一品
この手形は特注だけあって材質も木目も素晴らしいですね。まさにお宝ですね。