ススキが見ごろ
池の岸辺のススキが見ごろだった。
穂が開いて間がない時で新鮮な穂だ。
穂を水面に並べ、バックに紅葉を配して見た。
ススキの穂が今一はっきりしなかったのが残念だが秋の雰囲気は出たと思う。
この場合ボートは無い方が良かった。
別のススキの群落。
ポジションの関係で、バックの葦と重なったのがちょっと気になる所だ。
葦とススキの群落と、カーブした小径を取り込むことで、画面に視覚的動感が出た。
秋たけなわといった写真になった。
この写真はややハイコントラストに仕上げた。
同じ場所でやや望遠で撮影。
二人の人物が入ったことで、写真に動感と生活感が出た。
この写真も同じ場所だが、上の写真よりもう少し望遠で引っ張った写真。
歩く二人の添景人物を入れているのも同じ。
ここまで望遠で引っ張ると、あたかもススキの原の中を歩いているようなな感じになって、また一味違った写真になった。
同じ場所でもレンズの焦点距離を変えたりすると全く違ったイメージの写真になる。
気に入った場所を見つけたら一枚の撮影だけでなく、何枚か構図を変えて撮ると意外な効果を発揮した写真をものにする事が出来る。
フイルムの時代と違ってデジタルの時代、フイルムコストは無料、シャッターを押す回数は無限にある。
気に入るまで何枚も写すことを勧めたい。