干天の慈雨
一昨日の午後、久しぶりに纏まった雨が降った。
雷鳴轟き雹交じりの豪雨だったが、20分足らずで通過していった。
これは正に干天の慈雨のように思えた。
空梅雨でほとんど雨が降らず乾ききっていた。
一方、降りすぎて甚大な被害を受けた地方が続出、まことに気の毒な惨状を
呈した。
被害に遭われた方々の心情は計り知れないものがある。
また、全く雨らしきものが降らず雨が欲しいと待ち望む所もある。
これも地球温暖化のなせる業なのだろうか。
そんな中、昨日梅雨明けの宣言があった。
いよいよ夏本番。
老骨にとっては辛い毎日が続く。
夏に咲く花に百日紅がある。
夏の暑さににもめげず見事な花を咲かす。
この花を見るたびに夏の暑さに負けないぞ…と云う力をもらうような気がする。