ハイキーとローキー
写真表現の中にハイキーとローキーがある。
早く言えば、ハイキーは写真全体が明るく白っぽい写真、ローキーは写真全体が暗く、黒っぽい写真だ。
紫陽花の切り花を使って写して見る。
ハイキーな写真
窓際に置いた(逆光線)花を露出を3倍以上多く与えると、バックと花全体が露出オーバーの写真になる。
それを尚、緑の葉とピンクの花の彩度を少々あげて見たのがこの写真。
同じような技法で作った写真。
どこか水彩画的感じがする。
上の写真と同じ条件で撮影しながらブルーのフィルターを掛けた。
やや青みがかった写真で涼しさを感じさせる。
ローキーな写真
暗いバックの前に置いた花。
露出は3倍ほど切り詰める(アンダーにする)。明るい部分を残して周りは暗くなり、明るい花のみが浮き上がる感じになる。
上の写真にブルーフィルターを掛ける。
黒の中にも青い色が反映されている。
この写真はカメラの中に内蔵されているアートフィルターを使用したもので、絵画的表現が出来る。
上記の中のフィルターを掛けると云う事は、このカメラのカラープロファイルコントロールを使用している。
オリンパスペンFカメラにはクリエイティブコントロールと云う装置が付いており、自由なイメージで写真を作ることが出来るようになっている。