フジフイルム X20 の特徴 2
試写
フジフイルム X20 28ミリ f 2.0
28ミリ f2.0での撮影。隅々までシャープだ。
購入した翌日立川に所要があり出かけた。X20をお供に連れて行き、ついでに試写をしてきた。ローパスフィルターレスなるものの効果はどれ程のものかが興味の中心だった。
試写もさる事ながら、このカメラのカラーセレクトがフイルムシュミレーションと銘打ち、現在銀塩用フイルムとして発売しているカラーフイルムの名称が付けられ、そのフイルムの発色を再現していると云う。銀塩時代に生きた私としてはこんなに嬉しいことは無い。
PROVIA(自然な表現)・VeLvia(メリハリのある解調と鮮やかな色調)・ASTIA(なめらかな階調と優れた色肌再現)・PRO Neg.Std(スタジオポートレート用ネガフイルム)・PRO.Neg.Hi(フラットな光源下でもメリハリの効いた表現)等プロカメラマンが愛用して来たフジクロームの色表現を忠実に再現してくれる。
その上動画の撮影もフルハイビジョンで出来ると云うオマケ付きだ。
フジフイルム X20 f2.8 112ミリ PROVIA
望遠最長の112ミリでの撮影。開放 f2.8 ながら素晴らしい描写だ。タクシーの車体の反映が面白い。
フジフイルム X20 f2.8 112ミリ PROVIA
夕方の街頭。f2.8 開放だが実にシャープで人々の顔かたちが実に鮮明。
アップした写真は縮小しているためにさほどの解像感は感じられないが、撮影した実像は想像以上に素晴らしい。
デジイチに引けを取らない解像度だと思う。
常時お供に連れ歩くには最適なカメラになりそうだ。