閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

桔梗門から宮城方面

2012-10-22 09:38:05 | 日常

桔梗門

ソニー サイバーショット HX30V

手前の櫓の名まえは隅櫓?長年東京に住んでいて、皇居の櫓の名前も分からない。つくずく恥ずかしいと思う。

ソニー サイバーショット HX30V

東京マラソンの時良く紹介される櫓なのに、不勉強もはなはだしい。

ソニー サイバーショット HX30V

ここは桔梗門、何故かここの名前は記憶にあった。人間の記憶など関心が薄いほど曖昧なものなのだと思う。

ソニー サイバーショット HX30V

桔梗門から二重橋前に出る。この風景だけは私の生まれる前から全く変っていない。

ソニー サイバーショット HX30V

この場所は私にとって社会に出て第一歩を刻んだ思い出の場所だ。写真を職業として選び、5年間の写真家の助手生活を終り実社会に出た最初の仕事場だった。

時代は昭和20年代後半、日本中仕事が無く大変な就職難の時代だった。まだ出版界など充分復活せず、写真の需要などゼロに近い時代だった。

そんな時、現在の「はとバス」の前身「新日本観光」と言う会社が創立され、そこの写真部に就職することが出来た。観光バスが東京見物する途中皇居前で記念撮影をし、観光が終わるまでに写真を作り、バスに届けると言う仕事だ。二十二歳の時だった。(ちなみに月給は7000円)

私は二重橋前で、記念写真を撮影するのが仕事だった。その後、浅草雷門前、歌舞伎座前と撮影場所は変ったが、兎に角二重橋前が始まりだった。

半年ほど経って、自分はこんな仕事をするために写真を勉強したのではない、いっぱしの写真家になるのが夢なのだと、その会社を辞めてしまい浪人生活に入った。

コメント
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