キャノン G9 28ミリ ISO64
公園の池の周囲も雪に覆われていました。
同じ場所をポジションとレンズの焦点距離の違いで、表現がどのように変化するか見てみたいと思います。
リコー GX200 24ミリ ISO64
上の写真は正面に向かって左岸寄り、下の写真は右岸寄り。同じ池を撮影したものです。上の写真はやや平凡な感じの写真ですね。
下の写真は24ミリ広角レンズによる極端な遠近感の表現で、視覚的には通常見る風景と大きく違っています。画面に迫力が感じられます。
24ミリ
同じところで縦位置で撮影しました。雪を被ったヒイラギの樹に積もった雪が大きく迫力がありますね。通常と違う視覚で見た時に、それを見た人は驚きと感動を覚えるのではないでしょうか。
キャノン G9 170ミリ
同じところから170ミリの望遠レンズで池に流れ落ちる人工滝を中心に撮影しました。手前と奥のビル群との距離感が詰まり、ビルが迫力を持って迫ってきます。
望遠レンズの圧縮効果によるこの写真も、通常見かける視覚とは違っています。
日常的な視覚で見ているものを少し変化させることで、感動的な写真を撮影することが出来るのではないでしょうか。カメラに付いているズームレンズを大いに活用したいものですね。