東沢大橋から白州台ケ原宿へ向かう途中に広々とした牧場がありました。
遠くの方に牛が放牧されていて、のどかな風景でした。やや高い所から300ミリ望遠レンズで引っ張ってみました。遠くにいる牛たちが手前に引き寄せられ、実際より大きく見えるようになっています。
この写真はややコントラストが低くなっています。これは望遠撮影時に起こる現象で、露出がややオーバー目になり、コントラストもやや低下するためです。望遠撮影では、露出をややマイナス側にセットすることがベストだと思います。
ここではあえて露出補正無しのものを掲載してあります。他の3枚の写真と比べてみてください。
別の所には綿羊が放牧されていました。標準レンズ50ミリでの撮影です。横位置で遠景の空を入れることによって風景の広がりと奥行き感を出しています。
近くにはヤギが一頭のんびりと座り、綿羊の方を見ています。奥行き感を出すために縦位置で撮影しています。
ヤギを画面中央よりやや右に置き、目線の方向を空けてあります。これは目線の方向に何か注意を引くものがある場合に、このようなフレーミングをすることが多いようです。人物などにも同じことが言えます。
ニコンD200 AS-Fニッコール 18~200ミリズーム F3.5~5.6 ISO100
絞優先 F8 1/250秒 露出補正 -0.3