唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
来週、ニコンからいくつかの製品が発表される、らしい
例によってNikon Rumors(以下、NR)にUpされている二つの記事が元ネタであることを、まずもってお知らせしておく。NRによれば、Nikon(ニコン)は11月30日、つまり来週の水曜日に三つもしくは四つの新製品の発表を行うと云うことだ。果たしてそこで発表されたモデルがそれぞれいつ発売されるのかはわからないが、発表直後から発売開始と云う事もある訳で、確かにクリスマス・年末商戦に間に合わせるためにはぎりぎりのタイミングではあるし、しばらくの間、重要なモデルの発表がなかったニコンにとっては今年最後の大切な発表となる可能性は大いにある。
NRによれば、発表される(可能性のある)モデルは4つ。一番可能性が高いのがスピードライトSB-910。発売されて日の浅いSB-900がもうモデルチェンジすると云う事になるが、上位機種の充実よりも、価格に大きな隔たりがあるSB-400とSB-700狭間を埋めるモデルの開発の方が先なのではないかと、郷秋<Gauche>は思うぞ。ちなみにSB-400はバッグに放り込んでおいても邪魔にならないほど小型でありながら、バウンズが可能なので、屋内でのスナップではISO感度を上げて、SB-400のバウンズを補助光的に使うと有効であることをつい先日発見した。
二つ目は、DXフォーマット用のレンズで、18-300mmもしくはF4通しの16-85mm。前者は18-200の望遠側を更に伸長したもので、サードパーティ製の18-270mmの対抗機種。ニコン純正だから300mmでもF5.6が確保されていることだろうから、かなり大きく重たいレンズになっているのではないかと思われる。後者は既存の16-85mmの上位機種となるものだが、これもまた全ズーム域でF4を確保するために大きく重たくなることが予想されるが、もし予想が裏切られることがあれば、それは嬉しい誤算と云うものである。
三つ目は、NRはAF-S 85mm f/1.8Gであるとしている。AF-S 85mm f/1.4Gが2010年9月に発売になっているから、この廉価版と云う事になる。AF-S 50mmにはf/1.4と1.8があるから、可能性が無いとは云わないが、より需要の多いのは35mmあるいは28mmのf/1.8ではないかと郷秋<Gauche>は思う。F値が1.4から1.8になると価格が半分以下から1/3近くまで下がることになるから、広角系のレンズであったならかなりの本数が売れるのではないかと思われる。
もし、四つ目があるとすすれば、それはD800であるが、果たして四つ目があるのかどうか、NRも計りかねているようである。
さて、郷秋<Gauche>は今月13日に、NRが、12月2-4日に、イタリア、アメリカ、カナダ、イギリスでニコンのイベントが計画されていると主張していることを書いた(see here)。もし、30日に新製品が発表されるならば、その二日後から一般のユーザーを対象としたイベントが行われても不思議ではないが、果たしてスピードライトと2本のレンズの為だけにイベントが行われるだろうか。新しいカメラボディがなければ、お客さんも来ないだろうし、行っても盛り上がらないよね(^^)
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、晩秋の陽に輝く銀杏落葉。撮影場所は、例の東京都下某所。