菜の花

 菜の花。春の畑を彩る黄色。足元に菜の花の黄色その上にピンクの桜、そして青い空。春を代表する景色ではあるけれど「菜の花」とは、実は花弁が黄色い十字の花を指す総称。本来の菜の花の正式和名は油菜(あぶらな。 アブラナ科アブラナ属)。文字通り種子を絞って油を取るための栽培されていた植物。ただし現在その役を担うのは西洋油菜であり、日本において現在栽培されている油菜(菜の花)は開花前に収穫する野菜であるとのこと。我が家でもこの時期には菜の花としらす、菜の花とベーコンなどのパスタをよく作って食べております。

 春遅くなると取り残された白菜の薹が立ち黄色い「菜の花」を咲かせているのをよく見かけるようになります。収穫後のブロッコリーのわき芽から伸びた花、チンゲンサイや小松菜の花も「菜の花」を咲かせますね。植物分類学的には正確ではなかったとしても、春を彩る「菜の花」は春の訪れから春の終わりまで畑を美しく彩ってくれる大切な花たちですね。

 そう云えば「のらぼう菜」。昨年近所の農協の直売所で「のらぼう菜(菜の花)」として売られていたものを買ってパスタにして食べたのでしたが、西洋油菜を採油目的ではなく野菜として栽培・販売すると「のらぼう菜(菜の花)」と云うことになるらしいことを初めて知りました。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは3月4日に撮影した写真を7点掲載しております。春本番へと移ろう季節のスピードを上げた森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/67977c5feba84e16a711e500f2db200c

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