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師走

 郷秋<Gauche>の住む横浜では公孫樹もほとんど葉を落とし、晩秋から初冬に入ったことを知らされます。地方によって違うとは思いますが、横浜ではそんな頃がちょうど12月の初めに当たりますので、秋が続いていた11月から12月、師走に入ると「冬が来たな」と感じることになります。

 12月の異名の師走は本来は陰暦の12月を指すようですが、今では陽暦(つまり今のカレンダーの12月)も師走といいますね。俳句の世界では12月のことを極月(ごくげつ)と言ったりもします。師走にしても極月にしてもいかにも今年の残りが少なくなってきたこと、なんとなく慌しい年の瀬を思わせまる言葉ですね。

 この時期になると、取り分け最近「もう12月か、1年が経つのが早いな」という言葉を耳にすることが多くなりました。まっ、私自身もそう感じているんですがね。歳をとる時間の過ぎ去るスピードが速くなるとは良く耳にすることなのですが本当なのかしらんと、実は考えたことがあるのです。て、確かに早くなることがわかったのです。

 この、歳をとると時間の過ぎ去るスピードが速くなることについてはblog化される以前、2003年1月に「独り言」に書いておりますが、ここに再掲していたと思います。

23 Jan. 2003

 今年初めての独り言である。

 ついこのあいだ、手付かずの365日を目の前にしてわけもなくワクワクしたばかりだと言うのに、気がつけば1月も残りわずか。1/12が過ぎ去ろうとしている。
 それにしても、このところ1年が過ぎ去る速度が一段と増してきているような気がする。子供の時の1年はもっともっと長いものであったように記憶しているのだが・・・。

 10歳の少年の余命はおそらく70年はあるだろう。50の中年男(郷秋<Gauche>のことにあらず。50よりは確実に、間違いなく、絶対に若い!)の余命はせいぜい30年。この仮定に基づけば、残りの人生に対する1年間の占める割合は 1/70 : 1/30(10歳対50歳)となる。

 さらに70年あるいは30年という残りの人生を100%とすれば 100/70 : 100/30 = 1.429 : 3.333 となるが、1年間という時間の絶対的な長さは年齢にかかわらず全ての人に対して同一であるから、加齢と共に時間の密度が増していくとでも言えばよいのだろうか。また別の捉え方をすれば50歳の中年男の1年は10歳の少年の2.332倍の速度で過ぎ去って行くと言うこともできよう。

 よく、老後はゆっくと、と言うけれど少年時代の倍以上の速さで時間が過ぎ去って行くのだとすれば、そんなにのんびりしていることは出来ないのだ。急がなくては!

 しかし、上の数式、一見もっともらしいけれど・・・怪しげ・・・と言うよりは・・・ほとんどインチキ?・・・かな(^^ゞ

-----再掲ここまで-----



今日の1枚は、秋から冬へとうつろう恩田の森

[ 撮影 : すみよしの森 ]
コメント ( 4 ) | Trackback (  )
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ホントに。 (guwa)
2005-12-05 00:53:18
郷秋さん、こんばんは。

ホント、年を重ねるごとに月日が経つのが早くなってきていることを実感する今日この頃です。

おかし~な~、なんでもう12月なんだろ・・・と思う日々でし。。。
 
 
 
だから・・・ (郷秋)
2005-12-05 08:55:59
guwaさん、おはようございます。

>おかし~な~、なんでもう12月

そういうことを忘れるために忘年会をするんですよ!歳のことは忘れて飲む。だめだった今年を忘れて希望の年を迎えるための「望年会」なんてものありますが、ようは「飲むこと」です。
 
 
 
急げって? (カンジ)
2005-12-05 20:04:02
オイラに言ってる?(爆)

もーイッパイイッパイで…
 
 
 
いえいえ (郷秋)
2005-12-05 22:31:13
カンジさんwrote:

>オイラに言ってる?

人生の残り持ち時間が少なくなって来た方の話です

ちなみに最近の私は急ぎ「カゲン」です
 
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