UFOは存在しません ―日本国政府―

 政府は18日、「地球外から飛来してきたと思われる未確認飛行物体」は存在しないと、閣議決定した答弁書で見解を示したそうな。つまり、我が国の政府が正式に「UFOは存在しません」と、まじめに宣言したと言うことだな。

 UFOの定義は「地球外から飛来してきたと思われる未確認飛行物体」と言うことになるわけだけれど、UFOの存在を否定したと言うことは、「宇宙人」の存在も否定したことになる。ホントに宇宙人はいないんだろうか。

 地球や地球に住む私たちも含まれる宇宙のことで、私たちが知っていることって、ホンのわずかなんだろな。つまり、知らないことの方が多い。大宇宙の片隅に地球があり、地球人がいるのならば、宇宙のもう一つの片隅に地球に似た星があり、そこに地球人(私たちのことだ)に似た生命体(これを宇宙人というんだろうな)が住んでいたとしてもおかしくはないだろ。

 この広大な宇宙に、高度な文化を築き上げた生命体とその生命体が住む星が、地球と地球人だけだなんて思い込むのは、地球人の「驕り」じゃないかって郷秋<Gauche>は思うんだよね。私たち地球人なんか足元にも及ばない高度な科学技術と、同時に高い倫理性を持った生命体が存在していたって不思議ないじゃないか。ただ、余りにも離れすぎているから、私たちが生きている間に、互いにその存在を知る事がないまま暮らしているだけだって。

 宇宙人はいる。だけど、余りにも遠いところにいるから、その存在を確かめる手立てがない。互いに遭遇することもない。宇宙人は間違いなくいるけれど、互いに出会うことはない。出会う事がないだけではなく、その存在を知ることすら出来ないのであれば、いないのと同じだな。

 結論。宇宙人は存在しているけれど、その存在を私たちは知るすべもなく、勿論遭遇することもないから、存在していないのと同じである。宇宙人はいるけれど、いない。

今日の1枚は、すみよしの森を切り開いた小さな畑。
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