AF-S NIKKOR 28-300mm was discontinued

 愛用9年目。焦点距離などの金文字は剥げ落ち全体に傷とテカリ、ピント環のゴムは夏場になると伸びでゆるゆるになるなど老朽化が進む郷秋<Gauche>愛用のAF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR。いつのタイミングでメンテナンスに出そうかな・・・

 https://nikonrumors.com/ に”AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR lens is already or will soon be discontinued.”と云う記事。ついに来たか。結局、後継機種なしにdiscontinuedである。NikonのHPでもalready discontinuedであることが確認できました。

 大手のカメラメーカー(つまりはNikonとC社のことなのだが)は、自社のカメラ用に50-60本と云う膨大な数の各種のレンズを取り揃え、売れ筋の焦点距離のレンズには「松竹梅」と3種類のレンズを取り揃えてユーザーのニーズに応えている。

 例えば、70-200(300)mmくらいの焦点距離のズームレンズだと、松がF2.8、竹がF4、梅がF4.5-5.6と三種類で、重さはそれぞれ1500g、900g、650gでお値段は各35万円、22万円、10万円と云った感じ。写真の実力と懐具合、あるいは用途によってユーザーが自由に選べるように各種モデルが用意されているのだが、需要の少ない焦点距離のものだと竹クラスのものが一機種だけと云うことも少なくない。

 本日のお題の”AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR”がまさにそんな竹〜梅クラスの一本。2010年9月に発売されたレンズだが、郷秋<Gauche>はD800を入手した2012年からから愛用し、ボディはD850に変わったけれども引き続き使用して9年目のレンズである。

 Nikon純正でこの焦点距離のレンズはこれ一本だけで他に選びようがないので、歪曲が大きい、周辺光量落ち甚だしい、ボケが美しくない、逆光耐性が低いなどの欠点がありながら9 年間も愛用しているレンズである。

 欠点は多いけれど美点もある。つまりイメージサークルの大きな35mmフルサイズ対応で28-300mmと云う高倍率でありながらコンパクト(重量は800g)、300mm時でも0.5mまで寄れることからマクロレンズ代わりにもなるなど、毎週末徒歩で10kmを歩きながら撮ると云う郷秋<Gauche>の撮影スタイルには、これ一本ですべてをカバーできるまさにぴったりのレンズであったのです(実際に交換して使用することは多くないが17-35mm F2.8、90mm F2.8マクロも常時携帯はしている)。

 同じ焦点距離の松〜竹クラスの後継機種が出れば即買いだったのですが、後継機種がないままの製造終了です。サードパーティー製を含めても代替え機種がないレンズですので、今のものをメンテナンスしながらもう暫くは使うしかなさそうです。Zマウント用の同焦点距離のレンズがもし出たとすると、その時がFマウントからZマウントへの乗り換えの時となるのかな。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは9月5日に撮影した初秋の森の様子を掲載いたしております。ご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/38dd0d9894787fe7ab71defe6fa0e39d

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#Nikkor #Fマウント #高倍率ズームレンズ #純正レンズの世代交代# 純正レンズのモデルチェンジ

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