どうせどこかのページに誘導されて先方に都合が良いだけのクリックされることになるので最初から相手にはしないけれど、ここ一週間程FBのニュースフィードに「町田は神奈川?」みたいな記事が見え隠れしている。クリックしたりはしないけれど、「町田は神奈川?」と云うフレーズは、町田にもその隣の神奈川県相模原市にも住んだことのある郷秋<Gauche>としては、ついつい反応してしまう「何か」がある(^^)
結論を先に云ってしまうならば、町田は神奈川県で「あった」。現在の町田市を含む南多摩郡、現在の世田谷区西部から立川辺りまでの北多摩郡、青梅以西の西多摩郡が当時の東京府に移管されたのは1983(明治26)年4月のこと。確かに町田は神奈川であったのだ。では何故町田を含む三多摩地区が東京府に移管されたのかと云うと、多摩地区での激しい自由民権運動に手を焼いた当時の神奈川県知事が厄介払いしたと云う説が有力である。
で、今はどうかと云えば、実は今でも町田は神奈川「でも」あるのだ。JR横浜線町田駅付近の地図を拡大して見ると、町田が神奈川でもあることが良く判る。実は、JR横浜線町田駅の南口からヨドバシカメラ町田店に続く階段は、神奈川県相模原市に位置している。一部とは云え町田市の玄関口となるJR町田駅が神奈川県にまたがっているのだから、「町田は神奈川である」と云っても全然間違いではないと、郷秋<Gauche>は思うぞ。