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第二回目の作業開始前。作業時間との関係から、前回作業したボディとネックが合体、指板も工房で接着された状態からの作業開始です。

ブリッジを接着します。サウンドホールから「腕」の長いクランプを入れて固定します。

ブリッジを接着したら120、240、320、600各番手のペーバーを駆使してボディとネックを磨く。

ひたすら磨く。木目に沿ってブロックに巻きつけたペーパーをかけますが、年輪の黒い部分と白い部分では微妙な凹凸ができます。スギやヒノキといった柔らかい材を使っているからだと思います。
※どうした加減か、ボディがやけに分厚く写っておりますが、実際はもう少しうすいです。

仕上げはオイルフィニッシュ。アマニ油をクロスで薄く塗り乾拭き、600番手のペーパーで磨く、これを4回繰り返します。

ケヤキの指板と、ヒマラヤ杉とヒノキのボディがそれぞれ良い感じの色合いになりました。

乾いた布で拭きあげたらいよいよ最後の工程。ギアペグを取り付け弦を張ったら完成です。標準のHigh Gではなく、旋律も弾き易いようにLow Gチューンにしたいので、自前でLow Gの弦を用意しました。第2回目の作業は実質5時間。前回の6時間と合わせて11時間で完成です。
一口にキットと云っても、どの程度出来ていてどの程度を自分で作業するのかマチマチだとは思いますが、今回のウクレレはちょうど良い感じで、いかにも自分で作ったと云う満足感を得ることができる良い塩梅であったと思います。ネックと指板の接着も自分でやってみたかったと云う思いはありますが、接着して乾燥までの時間のこともあり二日間という限られた時間では今回程度が限界なのかなとは思いました。
今回の作業でウクレレは完成いたしましたが、まだ楽器の持ち帰りはできませんでした。再来週にウクレレ演奏家の先生から弾き方の基礎と今後の練習の方法等についてのレクチャーがあり、ようやく自宅に持ち帰ることができる予定になっております。
今回のウクレレ製作では「TADUGANE CRAFTS」https://www.tadugane-crafts.com/ の工房主、本田日明さんのお世話になりました。使用した材のことなどについては次回(約10日後)に少しだけ書いて今回の「郷秋<Gauche>、ウクレレを作る」をおしまいにしたいと思います。
★郷秋<Gauche>、ウクレレを作る(その一)は下のURLをクリック!
https://blog.goo.ne.jp/gauche7/e/aae3baff406909cf12243cb2e249eda8
★郷秋<Gauche>、ウクレレを作る(その二、本記事です)
https://blog.goo.ne.jp/gauche7/e/9aaea96b8ca125a8d255a941fd21c94f
★郷秋<Gauche>、ウクレレを作る(その三、最終回)は下のURLをクリック!
https://blog.goo.ne.jp/gauche7/e/975673795ffef9b880ec6b03888e543c
blog「恩田の森Now」に、ただいまは5月24日に撮影した写真を6点掲載いたしております。田植え時を迎えた森の様子をご覧いただけましたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/68b96eabe5d59b7e684895f8c88f4503
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