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杜鵑草


 常用する「俳句小歳時記」(水原秋櫻子編)で「ほととぎす」を引いても、出てくるのは何故か「時鳥」(他に「杜鵑」「子規」「不如帰」とも書く)、初夏に南方から渡って来て、秋のはじめに南に帰っていく渡り鳥の「ほととぎす」だけで、植物のホトトギスは掲載されていない。もちろん植物のホトトギスもこの季節の季語であり、例えば手持ちの「季寄せ 草木花」(朝日新聞)には勿論掲載されている。

 今日ご覧いただいているのは植物の「ほととぎす」で、漢字では「時鳥草」「杜鵑草」と書き初秋の季語となっている。植物のホトトギスの花にある斑点が、渡り鳥のホトトギスの胸毛の斑点に似ていることからホトトギスと命名されたとあるので、まずは鳥のホトトギス有りき。俳句の世界のみならず鳥のホトトギスの方があっての植物のホトトギスのようである。

 「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori に、ただいまは 9月3日に撮影した写真を5点掲載いたしております。夏から秋へと移り行く森の様子ご覧いただければ幸いです。

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