美容柳

 以前に、蕊が美しいから「美容」、葉が柳のように長細いから「柳」、これをつなげて「美容柳」と書いたことがあったけれど、あらためて調べてみるとウィキペディアには、「びようやなぎ」に「未央柳を当てるのは日本の通称名で、玄宗皇帝が楊貴妃と過ごした地を訪れて、太液の池の蓮花を楊貴妃の顔に、未央宮殿の柳を楊貴妃の眉に喩えて 未央柳の情景を詠んだ一節があり、美しい花と柳に似た葉を持つ木を、この故事になぞらえて未央柳と呼ぶようになったといわれている。」と書かれていた。また、「美容柳などを当てることもあるが、語源は不明、単に未央を美容と置き換えたものであろう。」とも。

 蕊がやけに目立つ花としては合歓の木の花やブラシの木の花があるが、美容柳の花にはちぇんと5枚の花弁もある。花の形は千差万別に実に面白い。


blog「恩田の森Now」に、6月10日に撮影した写真を掲載いたしておりますのでどうぞご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/

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