唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
デジタル一眼レフの原価は33,500円?!
昨年の9月に、10,000円程度で販売されているデジタルカメラの原価が3,680円であると云う記事を書いたが、(see here)今度はDSLR(デジタル方式一眼レフ)の入門機の原価が33,500円だと云うお話。元ネタは只今発売中の「週刊東洋経済」である。同誌によれば、販売価格7~11万円のDSLRの原価は33,500円で、その内訳は次の通り。
イメージセンサー:10,000円
交換レンズ:9,000円
画像処理エンジン・バッテリー等:7,500円
液晶ディスプレイ:2,000円
組み立て費用:3,500円
いやはや。同誌によればコンパクトタイプのデジタルカメラと比較して、利益幅が大きいことからDSLRが好調なメーカー(つまり、具体的にはニコンとキヤノン)は近頃「儲かっている」と云う事らしい。しかし、外注(この実情も件の記事に詳しく書かれている)が可能なコンパクトタイプに比べて自社での開発に桁違いの経費がかかるし、カタログ一つとってもカネがかかるから、一台売れるたびに5~8万円の利益が出るわけではもちろんないが、コンパクトタイプ中心のメーカと比べれば、随分と利益が上がっていることは間違いないようである。
記事のタイトルに引きずられてしまったが今日書きたかったのは、既に紹介した通り、経済専門雑誌である「週刊東洋経済」が「カメラ新世紀」と題する特集を大々的に組んでいると云う事である。もちろん経済専門誌らしい切り口での話ではあるが、それなりに良くまとめられているので、経済誌には縁の無い方にも興味を持って読んでいただけることと思う。
産業編、ユーザー編、マニア編、開発編からなる全45ページの特集だが、特にマニア編の「名器Nikon F。本当の開発者は他にいた!」「カメラ女子の間で大流行!リコーGRデジタル人気の秘密」「シグマわが道をゆく“垂直統合経営”」などは、文字通りマニア必見! 別に東洋経済新報社から頼まれたわけでもなんでもないけれど、在り来たりのカメラ雑誌の記事ではなく、経済専門誌が得意の切り口から取り組んだ特集記事がなかなか面白かったので、ご紹介まで。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、写真的には昨日の続きの「恩田の森の紅葉(その2)」、なるせの森は番匠谷戸の紅葉。
イメージセンサー:10,000円
交換レンズ:9,000円
画像処理エンジン・バッテリー等:7,500円
液晶ディスプレイ:2,000円
組み立て費用:3,500円
いやはや。同誌によればコンパクトタイプのデジタルカメラと比較して、利益幅が大きいことからDSLRが好調なメーカー(つまり、具体的にはニコンとキヤノン)は近頃「儲かっている」と云う事らしい。しかし、外注(この実情も件の記事に詳しく書かれている)が可能なコンパクトタイプに比べて自社での開発に桁違いの経費がかかるし、カタログ一つとってもカネがかかるから、一台売れるたびに5~8万円の利益が出るわけではもちろんないが、コンパクトタイプ中心のメーカと比べれば、随分と利益が上がっていることは間違いないようである。
記事のタイトルに引きずられてしまったが今日書きたかったのは、既に紹介した通り、経済専門雑誌である「週刊東洋経済」が「カメラ新世紀」と題する特集を大々的に組んでいると云う事である。もちろん経済専門誌らしい切り口での話ではあるが、それなりに良くまとめられているので、経済誌には縁の無い方にも興味を持って読んでいただけることと思う。
産業編、ユーザー編、マニア編、開発編からなる全45ページの特集だが、特にマニア編の「名器Nikon F。本当の開発者は他にいた!」「カメラ女子の間で大流行!リコーGRデジタル人気の秘密」「シグマわが道をゆく“垂直統合経営”」などは、文字通りマニア必見! 別に東洋経済新報社から頼まれたわけでもなんでもないけれど、在り来たりのカメラ雑誌の記事ではなく、経済専門誌が得意の切り口から取り組んだ特集記事がなかなか面白かったので、ご紹介まで。
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例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、写真的には昨日の続きの「恩田の森の紅葉(その2)」、なるせの森は番匠谷戸の紅葉。
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