片山右京講師

 今日はクルマの運転免許の更新に行って来ました。もちろん郷秋<Gauche>は優良運転手ですので5年ぶりの更新なのですが、受付をして視力の検査までの間に見るように言われた安全運転に関するビデオ番組がちょっとビックリの代物でした。のっけからトヨタF1が画面に登場するんですから。

 ちょっと前までのこの手のビデオは、悲惨な事故を再現するシーンや事故でぐちゃぐちゃになったクルマなど、いい加減にしろよ!という内容だったけど、今日のものは、少しは見てもいいかな?という内容のものでした。約30分の番組の「講師役」を勤めるのが、(元?)レーシングドライバー、片山右京氏であったのには、びっくり驚きました。

 しかも、コーナリングの途中でテールが流れ出した時のカウンターの当て方の説明まであるんだから驚きです。時代も変わったものだとつくづく思った次第。もっとも、ビデオでの短時間の説明だけでカウンターを当てられるようになるとは思えないけど(郷秋<Gauche>は、レーシングカートで鍛えましたのでちゃんとカウンターを当てることができます)。

 「パニック・ブレーキ」の必要性についても説明していました。今時ですからABS装置装着を前提に、ブレーキペダルをとにかく強く踏むことを勧めていました。確かに一般ドライバーと片山氏の停止距離の違いは歴然でした。こういうものもカウンターステアと同じで普通のドライバーにとっては練習しろと言われても無理ですから、ABSとセットで、パニック・ブレーキを電子的に感知して強力なブレーキ操作をアシストする装置が必要なのかも知れません。

 それにしても、のっけからトヨタF1が画面に登場したりで、ちょっとビックリの安全運転講習用ビデオでした。もちろん「協力:トヨタ自動車」の文字がしっかり入っていましたが。

 今日も郷秋<Gauche>お気に入りの散歩道。なるせの森の尾根道です。
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