山法師

 亜米利加山法師(あめりかやまぼうし)に遅れること一か月、本家「山法師」(やまぼうし)の花が咲き始めました。4枚の白い花びらのように見えるのは実は総苞(葉の変形したもの)で、その中央にあるのが「花」の集合体です。山桑(やまぐわ)の別名があることからもわかるとおり、秋になるとほんのりとした甘みのある実をつけます。

 写真の山法師は我が家に2本あるもののうち、北側に植えてあるものの花。もともとは土地を造成し分譲された際に各区画1本ずつ植えられたもの。初めは北東側に植えてあったのですが、建物を建てる段に邪魔となり、引き抜かれ捨てられるところを救出し北東の端ギリギリのところに植え直してもらったのでした。

 ところが1年後に今度は駐車場を拡張するのに邪魔になり、外構屋さんに引き抜かれそうになってところを今度もきわどいタイミングで救出、北東の端に植え直してもらいました。伸びる間もなく根を切られ度々植え替えられたのにもかかわらずなんとか元気になりほっとしているところですが、街路樹として植えられることもあるくらいですからもともと丈夫な木なのかも知れません。

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