「指しゃぶり、おしゃぶりQ&A」 という本を購入しました。著者は昭和大学小児歯科教授の井上先生で、私も面識がある先生です。
特に指しゃぶりはおしゃぶりと比較して長期に続くことが多く、歯並び噛み合わせに影響が出てくることも少なくありません。
1歳、2歳は生理的欲求の範囲内と思われますが、3歳4歳となってくると、いわゆる癖的なものに移行していると考えられます。一方でこの年齢になるとコミュニケーションがとれて来ますので、ただしてはいけないと懲罰的に叱ったり注意するよりも、本人に認識させストップできるように支援する方向性のほうが望ましいでしょう。
この本は特に新しいことが書いてあるわけではありませんが、分かりやすく説明されていますので、スタッフや保護者の方にも読んでもらって、同じ考え方で子どもを支援する環境ができたら良いのではないかと考えています。
待合室の本に加えようと思います。
ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam
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