歯科診療のなかで患者さんの全身状態を理解したうえで、モニタリングしながら診療を進めるという方針は、高齢化社会になって特別ではなくなりました。
一方小児では、当院のように有病障害児を診療する場面では、特に初診では患者さんの全身状態の問診は当然重要です。小児では代表的なのは心疾患、アレルギー、喘息などです。
最近は、アナフィラキシーショックにエピペンとか心室細動にAEDとか認知されていますが、それぞれの症状がどのようなものか理解していなければ、適切な使用はできません。
まずは患者さんのバイタルサインをチェックするということです。そして適切な一次的対応ができることですね。
小児はキャパが小さいので、発熱なども含め急変が予測されますので、それを前提に考える必要があります。
当院も血圧計、酸素、パルスオキシメーターなどは設置して備えています。幸い立地的にメディカルゾーンにあって、内科医や小児科医と連携できますので、さらに二次的対応はできる環境にあります。
歯科でも救急救命の本は出ていて、知り合いのI先生が書いていますが、最近医師用に小児救急の基本、と言う本が出版されましたので、早速購入。
本当に救急救命が必要な場面には遭遇することはレアですので、イザと言う時に適切な救命ができるよう、時々は読み返して備えることが必要と思います。
ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam
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