虫歯予防にはフッ化物を適切に使用するのが第1ということは、21世紀の常識です。
ホームケアとして低濃度のフッ素製品を毎日使用するというのが現実的で、さらに歯科医院で数か月間隔で高濃度フッ素を塗布するというのが理想的です。
今までの研究で、虫歯予防効果が最も高いのが水道水に1ppmほどのフッ素を入れる方法、そして通常225ppm程の毎日1回のフッ素うがいです。
日本では水道水フッ素はありませんので、選択肢としてはフッ素うがいですね。
最近ではドラッグストアでも購入できるようになりました。
いずれも225ppmでそのまま使用できますが、250ml ほどで1000円ちょっと。
使える回数を考えると、歯磨き剤や歯磨きジェルと比べてコストが高いですね。
こちらは歯科医院専売の製品。
左のミラノールは、発売数十年の以前からある製品。粉を水に溶かして使用します。
右は同じメーカーのフッ素うがい液。同じ250mlでも濃度が450ppmなので、2倍希釈で使用します。
専売なので、歯科医院によって若干価格が異なるかもしれませんが、こちらの方が遥かにコスパ良しです。
ミラノールはほぼ無味無臭なので、歯磨き剤などの味がイヤという小児患者さんには向いています。
フッ素うがいは、年齢的に6歳以上くらいでお勧めです。
日本では、学校や幼稚園保育園での集団での使用で、高い予防効果が実証されています。
フッ素うがいのポイントは、家庭での毎日の使用ができるか?というところですね。
通常の歯磨きに加えて行う必要があるので、習慣が出来てくれるかということになります。
当院でも、味が不得意な患者さんもいるので、ミラノールは販売していますが、習慣づけが難しい場合はフッ素歯磨き剤、フッ素ジェルの毎日の使用ですね。
ふたつき子ども歯科 http://fc-dental.jp.net
最新の画像[もっと見る]
-
若者のすべて 14時間前
-
暑い暑いと言っても、涼しくはならないけど 1日前
-
暑い暑いと言っても、涼しくはならないけど 1日前
-
暑い暑いと言っても、涼しくはならないけど 1日前
-
暑い暑いと言っても、涼しくはならないけど 1日前
-
骨格と噛み合わせ#2 4日前
-
骨格と噛み合わせ#2 4日前
-
骨格と噛み合わせ#2 4日前
-
骨格と噛み合わせ#2 4日前
-
骨格と噛み合わせ 4日前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます