福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

フッ素入り歯磨きは、一定量使いましょう

2022-07-07 | フッ素について

虫歯予防のK EYは、いかにフッ素製品を日常に取り入れるかです。
現在市販のほとんどの歯磨き剤には、フッ化物(通常フッ化ナトリウム)が含まれています。
虫歯予防に有効なイエテボリ法では、歯磨き剤は2cmほど出しなさいと勧めています。
歯磨き後は少量の水を含み、20秒ほどブクブクうがいです。
フッ化物を有効に利用するため、ペーストはあまり少なめでなく、またブクブクうがいでフッ化物を歯に行き渡らせるという方法です。



同じ2cmでもメーカーや製品によって出口の径が異なります。
これはいずれも成人用でサンスター製です。
径が大きめなので、同じ2cmでも結構出ます。
当院オススメのフッ素ジェルは、径は小さめです。
メーカーによって異なるので、1cmあたりの重量を調べたデータがあって、0.2-0.3gくらいが平均です。
ペーストの粘度によっても、径を調節しているのではないでしょうか。
成人は1回1g弱くらいが適切で、小児では体重を考えると数分の1でOKです。
多少の径の大小はあっても、年齢相応の、歯ブラシの毛の部分に行き渡るくらいの長さが適切ではないでしょうか。
要はあまり少しでは虫歯予防効果は発揮できないということです。
BGMはYUIのナツメロ(?)、ORANGE GARDEN POP。



ふたつき子ども歯科  http://fc-dental.jp.net

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