福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

噛み合わせ改善のタイミング

2024-02-27 | 歯並び、矯正の話

初診の患者さんで、幼稚園健診で噛み合わせの問題を指摘され来院されました。



向かって左側の噛み合わせが逆になっており、交叉咬合と呼んでいます。
交叉している側に下顎がズレて噛んでます。
通常お口を開けると、この年齢では上下の真ん中は一致します。
このままの噛み合わせで思春期成長期を迎えると、下顎形態の左右的ゆがみが出て来ます。



横からの写真で、より噛み合わせの問題がクリアです。
上の歯並びを拡大してズレを改善する矯正治療がいずれ必要になると予測されます。
前歯の生え変わり時期で、さらに上下歯並びの拡大時期でもあるので、まずは1年ほど上下永久歯前歯が出揃うまで経過を観ます。
基本的に反対咬合系の患者さんなので、特に上の永久歯前歯のデコボコも予測され、歯並びかみ合わせ一緒の改善が必要かも知れません。
このようないくつかの理由で、即矯正治療ではなく、少し待つことになります。



ふたつき子ども歯科  http://fc-dental.jp.net

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