福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

Blue Eyed Soul

2024-02-21 | アート、音楽、映像

新顔のスコッチを飲みながら、Paul Young のソウルミュージックを聴く今宵。



そして、何かとビハインド気味の今週。祝日金曜日で取り戻したい気持ち。



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成長期の開咬改善アプローチ

2024-02-21 | 歯並び、矯正の話

永久歯前歯が生え変わる、小学校前半の患者さん。
噛み合わせの相談で来院されました。




まだ上の前歯は出て来る途中ですが、上下前歯間が離れてます。
特に上の前歯部分の歯槽が上に上がったように見え、そのままだと前歯が噛み合わない開咬になりそうです。



横からの写真だと、下の前歯も、やや歯槽レベルでも下がってます。
もちろん前歯ではものを噛めず、隙間があるのでどうしても舌が前突してしまい、自然な改善は期待できません。
舌の位置のトレーニングもありますが、形態的な不正が大きいので、効果は期待できません。
就寝時に装着するプレオルソを使用してもらい、舌の前突頻度が減る効果を狙いました。





使用半年経過しましたが、装置使用は良好で前歯の噛み合わせが出て来ました。
噛み合わせが若干不安定で、正面写真はきちんと噛んでいませんが、斜め横写真では前歯が噛んだ状況が分かります。
患者さんご本人も、前歯でものが噛めるようになったとのこと。
まずは、加えて6か月間使用してもらう予定です。
舌の突出は形態改善でなくなるとは言えませんので、さらに成長発達と関連した噛み合わせの経過観察は必要です。
生えかわりが終わった以降では、このような改善は期待できないので、やはりこの時期のアプローチは有意義と考えています。
色んな意味で柔軟性がある年齢とも言えますので、悪循環を阻止できる時期と思います。



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