最近の歯磨剤は、基本的にフッ素含有です。
虫歯予防には、フッ化物の適切な使用がナンバーワンなのは、21世紀の常識です。
一番効果的な使用法は、水道水に微量なフッ化物を入れるFluoridation 、そしてフッ素洗口です。
日常の歯磨剤も、正しく使用すれば準じた虫歯予防効果があります。
フッ素濃度も重要で、小学生以上では写真のような1450ppm、就学前では1000ppmほどの製品を使うのがポイントです。
真ん中が、通常の歯磨剤、両端はフッ素ジェルで発泡性研磨性はありません。
真ん中と左は市販品です。
歯磨した後に、唾液を吐きだすのみ、または少量の水で1回のみのうがいが適切です。
うがいするときは、歯磨き剤中のフッ素が行きわたるように、長めにうがいするのが良いでしょう(イエテボリ法)。
因みに、歯磨き剤およびジェルの量は、あまり少なめではフッ素の効果が下がります。
そして歯磨き後は、30分前後はお茶なども含め、飲食を控えましょう。
毎日のこのような習慣で、虫歯リスクは随分下がります。
ふたつき子ども歯科 http://fc-dental.jp.net