福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

歯磨剤、歯磨きジェルの正しい使い方

2024-02-07 | むし歯予防の話

最近の歯磨剤は、基本的にフッ素含有です。
虫歯予防には、フッ化物の適切な使用がナンバーワンなのは、21世紀の常識です。
一番効果的な使用法は、水道水に微量なフッ化物を入れるFluoridation 、そしてフッ素洗口です。
日常の歯磨剤も、正しく使用すれば準じた虫歯予防効果があります。



フッ素濃度も重要で、小学生以上では写真のような1450ppm、就学前では1000ppmほどの製品を使うのがポイントです。
真ん中が、通常の歯磨剤、両端はフッ素ジェルで発泡性研磨性はありません。
真ん中と左は市販品です。
歯磨した後に、唾液を吐きだすのみ、または少量の水で1回のみのうがいが適切です。
うがいするときは、歯磨き剤中のフッ素が行きわたるように、長めにうがいするのが良いでしょう(イエテボリ法)。
因みに、歯磨き剤およびジェルの量は、あまり少なめではフッ素の効果が下がります。
そして歯磨き後は、30分前後はお茶なども含め、飲食を控えましょう。
毎日のこのような習慣で、虫歯リスクは随分下がります。



ふたつき子ども歯科  http://fc-dental.jp.net

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