福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

虫歯予防のフロス 歯周病予防のフロス

2022-08-01 | 歯みがきのこと

虫歯予防が難しい部位の代表が、歯間です。
奥歯かみ合わせ部分も虫歯になりやすい部位ですが、歯科医院でできるシーラントで高率に予防できます。
歯間はものがつまりやすい部位もありますが、見た目モノ詰りがなくても、歯面への歯垢の付着増殖は常に起こっています。
歯間虫歯は歯の間の接触点から発生するので、そこの歯垢を除くのがフロスです。
なので、虫歯予防に限れば、フロスが接触点を通過すればOKです。




まずは、上の図のホルダータイプから始めると、慣れやすいと思います。
奥歯部分はY字型がやりやすいですね。


小児用の小型のフロスもありますが、あまり市販はされてません。
取っ手部分が尖っていないので、安全です。
虫歯予防のフロスは毎日1回が望ましいのですが、1日おきにできれば、虫歯リスクは有意に減少します。
歯周病では、歯間のポケットが深くなってくるのが目安の一つです。
なので、フロスは接触部位のみでは不十分で、各歯に沿わせて、ポケット部分まで入れて清掃するのが重要です。
それには、少しトレーニングは必要ですが、糸のみの指巻きタイプが適しています。
このように、フロスは虫歯歯周病とも予防に重要なので、年齢に関わらず習慣化できれば安心です。
家族皆で実行するというのが、良いのではないでしょうか。



ふたつき子ども歯科  http://fc-dental.jp.net

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