福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

アナログVSデジタル

2020-05-17 | できごと

一部の都道府県を除き緊急事態宣言が解除され、コロナウイルス問題は次のフェイズになって来ました。
我が家や医院の近くの景色が少し変化して来ていますが、数値データを見ても、ニュースで報道される諸外国と比べて慎重な出口戦略と感じます。
日本では新しい生活習慣とかを進めていく方針がありますが、諸外国では、緩和されると全く以前の状況に戻ろうというモードが大きいように思います。
新しい生活習慣いつまで?とか思いますが、そのうち治療薬やワクチンが登場するはずなので、新型コロナウイルス もインフルエンザ同様の扱いになって、元の日常が戻るでしょうね。
感染に怯える新しい生活習慣ではなく、現在のIT技術で、仕事や学習などでデジタルで出来ることも進んだ一方で、出来ないこともハッキリしたのではないかと思います。
デジタルでやっていることは、アナログな人の繋がりを便利に代用しているわけで、メンタルな部分はアナログで、人のためにとか人からしてもらっとか言う人間の根源は変わらないはず。
今回のことで若干アナログとデジタルのバランスは変わると思いますが、デジタルはアナログの代用でメンタル部分は人間はやはりアナログなしでは生きていけないでしょう。
オンライン飲み会とかは典型例ですね。



今日は朝からCBSのライブを視聴していたんですが、アメリカでは卒業シーズンなんですね。
卒業式が出来ないところは多いようで、Class of 2020 とか、senior と呼ばれる高校卒業生を祝う番組がありました。
題して Graduate together。
オバマ前大統領のスピーチとか、ジョナスブラザーズ、デュア・リパなど人気アーティストのお祝いパフォーマンスがありました。
因みに私は、午後からは休日出勤で、書類整理とか矯正関係の装置作製などです。
学校再開も予定され、患者さん予約も多くなって来ましたが、感染予防対策は変わらず必要です。シンプルに言えば、コロナに関係なく今までもそしてこれからもです。
医院のエントランスに掲示するお知らせお願いを、リニューアルしました。
店舗などに行くと、お知らせの一部に従業員の感染対策の項がありますが、歯科の場合はスタッフはもともと対策していますので、患者さん側へのお願いが主になります。
患者さん側のマスク着用、手指のアルコール消毒、体調について、処置内容の制限、患者さん予約で密を避けるなどで、患者さん間の感染を予防することが重要です。





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どちらが好み?

2020-05-17 | できごと

最近は日本酒などの醸造酒よりも蒸留酒を好んで飲んでいます。
スコッチ、バーボン、テキーラ、ウォッカなどですが、最近エコノミーなバーボン、アーリータイムズを意外と気に入りました。
安いので、いい意味でのコクがないので後味スッキリで飲みやすい。その分甘味を感じます。
日本酒で言えば、純米とか吟醸はそれなりの癖があって、銘柄の好みが別れますが、例えば八海山の本醸造とかは水っぱいけど癖がなく、いい意味での嫌味はないですね。
最近イエローラベルを買って飲んでいましたが、飲み切って、今度はブラウンラベルを試してみました。お値段一緒です。




どのように表現したらいいか分かりませんが、個人的にはブラウンに軍配。
ネットで調べると、コーン、ライ麦、大麦の割合が違っていて、そうなんだ〜という感じ。
安酒なので、どうこう言ったウンチクは不要ですが、味と好みは主観でOKですよね。





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乳歯が出てこない例の対処

2020-05-17 | 口の中の問題

乳歯が出てこないのではとか、出るのが遅いのではないかという相談は程々あります。
歯の出てくる時期とか永久歯との生え替わりの時期は結構個人差があって、身体発達成長とは関連がないのが普通です。
歯があって、何も邪魔する要因がなく方向的にも問題なければ経過観察で、そのうち出てきます。
上下前歯では先天的に歯の数が少ないとか、関連して永久歯数も少ないことがあります。このような場合はX線検査で明らかになりますので、待っていても出てきません。
永久歯数も少ない場合はいずれ矯正治療が必要な場合もあり、当院では、全て生え変わった段階で評価して、中学生以降くらいで矯正治療を行っている例も珍しくはありません。
もう一つ、乳歯はあるけど出てこないとか、少し出て止まっているという例も稀にあります。
乳歯の下には、通常永久歯が控えていて、最終的には永久歯が正常に出て欲しいということになります。






この患者さんは小学生高学年になるところで、側方歯と呼ばれる犬歯や小臼歯が出てくる時期です。
前からの写真では特に問題ないように見えますが、下の写真、ご本人の左上の乳歯奥歯が生えて来ないままで、後ろの永久歯(第1大臼歯)が前傾しています。
もちろん奥歯の噛み合わせも不良になっていますが、埋まった乳歯、そしてその後の第2小臼歯はどうなるの? という問題が近未来に予測されます。



顎骨内の深い部分も含め、全体的に評価できるのがパノラマX線写真です。
お口の中の写真と対応して、乳歯奥歯が引っ掛かったように埋まった状態、後ろの永久歯が前傾した状態、埋まった乳歯の後の第2小臼歯の形成は正常でがすが方向不良という像があります。
反対側は正常で、暫くしたら正常に生え変わりそうです。
このタイミングで、前傾した奥歯を部分矯正で起こして、スペースを作り乳歯を抜歯、あとの永久歯が出てくる道筋を作ることで、出て来るだろうと予測しています。
萌出誘導と呼ばれるこの処置、永久歯が出てくるパワーがある時期に行うことで、スムーズな経過が期待できます。





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