福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

痛みを無くす

2014-12-20 | 虫歯治療の話

歯科治療では、時々ですが局所麻酔が必要な場合があります。
虫歯が大きい場合の治療、抜歯、お口の中や歯の外傷に伴う外科的処置などでしょうか。
小児歯科で麻酔が必要ですね、と保護者の方にお話しすると、「注射ですか?」ドキッとされ、大変だな~と思われるのが普通です。
ところが、最近では注射針が細く短いものがあったり、事前に歯茎の部分に塗ったり、貼ったりする表面麻酔というのも普及してきていて、痛みをかなり軽減できます。
子どもというのは、保護者の方が思うほど注射とか麻酔を怖がっていませんから、患者さんにしっかり説明して実際見てもらうほうがスムーズに行きます。
実際当院でも、処置を鏡で見ながらというのは多いのですが、麻酔も見ている場合も普通です。





最近、表面麻酔の一種、ペンレステープを導入しました。元来は皮膚科等で多用されていますが、成分がリドカインで歯科の注射麻酔成分と同一です。
小さめにカットして1~2分ほど貼っておきます。お口の中は薬剤吸収がスムーズで効果も大です。
その後に通常の注射麻酔を行うわけですが、刺入時の痛みはほとんど無くなりますし、ジェル状の表面麻酔のように流れて不快感があるということもなく、今まで以上に局所麻酔はスムーズにいくだろうと思います。






ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam

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