福岡市の小児歯科・矯正歯科・障害者歯科 ふたつき子ども歯科 院長日記

小児(障害児を含みます)の包括的歯科医療を提供するふたつき子ども歯科。子育てや食のことも含んだ、院長ブログ。

歯科健診の季節 その2

2008-05-29 | できごと

昨日午前中は歯科健診で、今度は高校生の健診でしたので、記録係りのスタッフ1名と一緒に出かけました。
高校生ですので、3年生くらいになると親知らずが出始めている場合もあります。
昨年の中学生の健診でも感じたことですが、むし歯の本数は減って程度も軽くなっている傾向はありますが、中学生頃出てくる奥歯、第2大臼歯(12歳臼歯)の初期~中程度のむし歯が多いというのが挙げられます。
ごく初期ですと削らずにシーラントでOKですし、軽度の欠損であれば、最近はMI(minimal intervention)と言って、最小限に削って歯の色の修復材料で1回で処置が終われます。
むし歯以上に感じたことは、歯石が付いていたり歯肉が腫れている歯周病の傾向を持つ学生さんが目立ったということです。この傾向は中学生より強くなっています。健診終了後に他の健診担当の先生方と話したのですが、皆さん同じようなことを述べられました。
時期的に学生さんは部活や勉強で忙しいのでしょうが、虫歯にしても歯周病にしても、このままでは5年後の大人になった時どうなっているか心配だな~。
何とか時間を見つけて歯科受診をしてもらいたいと思いました。




ふたつき子ども歯科 http://www3.coara.or.jp/~futam/
                             http://www.futatsuki-dental.com/

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