まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

王者の行く末は

2022-02-08 23:34:32 | 日常

令和4年2月5日
将棋の羽生善治9段は4日に行われた名人戦A級順位戦に敗れ、トップ棋士の証とされるA級からから陥落することが決まり、在籍期間の記録も29期で途絶えました。
A級は10人が総当たりで名人挑戦権を争い、下位の2名がB級1組へ降級となります。

羽生氏は今年51歳、中学生でプロ棋士となり、1989年19歳で竜王のタイトルを取り、96年には全7冠を独占しました。一世を風靡する活躍で18年2月には、将棋界では初めて国民栄誉賞を受賞されています。
その当時と同じように今同じ19歳で藤井聡太竜王が4冠を達し一大ブームを巻き起こしています。彼は、今王手をかけている王将戦に勝利すれば、史上最年少で5冠達成の記録を打ち立てます。
そして奇しくも藤井聡太氏は次のB級1組最終戦に勝つとA級に昇格します。
A級を陥落した羽生善治9段と次に勝利するとA級に昇格する藤井聡太竜王の運命はまさに旭日と落日を見るような境遇の差が浮き出てきます。
今までの常識を破って勝ち続けるというのは考え方、思考回路が今までと異なっているからでしょう。
今はやりの新型ウイルスのようなもので突然変異した新種のウイルスみたいなものでしょうか。
実力第一のこの世界、この先、落ち目の羽生9段の運命はどのようになるのでしょうか。行く末が気になるところです.
同じようなことが日本体操界においてもありました。
史上最強の体操選手と呼ばれた内村航平選手が今年1月引退されました。お年は33歳でした。
氏の業績は華々しいものです。2008年から2020年までオリンピック4大会に出場、個人総合2連覇、メタル7個を取りました。
世界体操選手権大会6連覇、個人総合では2008年の全日本から2017年のNHK杯まで無敗で40連勝を飾られました。
そのレジェンドもお年には勝てず昨年の東京オリンピックにおいては種目別の鉄棒に絞って出場したが途中で落下し予選で敗退されました。
この大会で主役が交代、初めてのオリンピックで個人総合で優勝したのが橋本大輝選手。19歳355日史上最年少の優勝でした。鉄棒種目の2冠でした。
内村選手のように何年も王者の地位を保つことができるのでしょうか。
長年体力の限界で演技していれ疲労も蓄積、筋肉も傷めます。故障はやむを得ないことです。
新王者も内村選手から学ぶべきことは多いのでは

今後はどのように生きられるのでしょうか。今までの経験を活かし後輩に育成の努められるのでしょうか。
指導者となり次の時代のチャンピを育成することに尽力され組織全体のレベルアップに貢献されることを祈っています。
良い組織とは自分の持てる技術、知識を後輩たちに伝え、このような次の時代の選手を育てる永続的な組織を言うのでしょうね。
多くの組織において先達者の技術、知識が継承されず亡くなっているのは多くの損失ではないかと思います。








時代の選手を選手を循環組織が確立されている組織なのでしょう

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