まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

まったく展望のない山『海見山(870m)」

2022-06-19 20:57:49 | 日常

(海見山山頂の三角点。平坦な笹原に突然現れました。樹林帯であり展望はありません」。)

(このデーターは時間4時間24分、休憩1時間7分、距離8,9キロ、のぼり570m、下り570mです。)
令和4年6月19日
今日初めて念願の海見山に登ってきました。
海見山は北広島町にある山ですが広島より千代田町に行くときには国道261号線の急坂を登り切った明神峠にそびえる山です。この峠が陰陽の分水嶺になっています。
名前のごとく山頂からは広島湾の展望が素晴らしいのだろうといつかは登りたいと憧れていました。
実際は深い樹林帯に覆われ全く展望は効きませんでした。

(丸押バス停(国道261号線沿いにあります。)から見た海見山。この横に駐車場、名水汲み取り所、登山口があります
標高差は約500m、市内からは60㌔、1、5時間余り要します。簡単にいけそうであるが何となく中途半端で今まで温めていました。
この度登山靴を買い替えたとき新品のシリオやほかの登山靴は底の長さが29㎝なのにマインドル製品は31㎝と一回り大きい。果たしてこの靴でアルプスの岩場は大丈夫なのか不安になりましたので、よい機会だと試してみることになり今日の登山となりました。
丸押バス停の先が登山口です。そこに海見山伏流水という名水の水汲み所があります。超軟水とのこと。美味しい水です。その前に広い駐車可能な場所があります。

(登山口の林道は土嚢で閉鎖されています。)
登山道の入り口の林道には1トン土嚢が十数個置かれふさがれています。通行止めとゆうよりか林道の土砂が国道に流れ込まないようにふさがれている感じです。だから林道は車では通行できませんから歩かねばなりません。樹林帯の中くねくね道の林道が続き、3000⒨の地点にある分岐を見過ごしして3、5キロ先の無線中継所・標高800mまで登ってててしまいました。ここから頂上までは約800mあまり、藪こぎを繰り返し、鉈で笹や枝を切り払い、ピンクテープで見やすくして、ようやく正規の踏み後をたどり頂上へ。頂上と言っても笹原の切れ間に四角い三角点があるだけで何もありません。何もない樹林帯の中。山名の標識もない淋しさ。正規の登山道を下り中継所手前で林道におりました。そこには「海見山入り口」という粗末な看板がありましたが見落としてしました。標高は765m地点です。中継所の500⒨手前です。その手前にパイプの電柱がありました。それには「明神幹95」との標識が付いていましたからこれを目印にすればよいでしょう。林道も3か所片側が崩れていました。手入れしなければお金をかけた林道も荒れるばかりでこのままでは今後車両は通行できなくなるのでは、林道周辺は杉やヒノキの植林とか頂上も笹原が茂り全く展望はありませんでした。森林浴のための山のようです。このような全く展望のない山もめづらしいですね。昔は北の方に縦走されたようですが今は笹がよく茂り藪こぎ覚悟でなければ難しいようです。笹原のピンクテープと一緒の見覚えのある標識プレートがありました。

(田部さんが2021年5月30日に歩かれ足跡のプレートです>
「広島市の山を歩く」というガイドブックを書かれた田部戒自(たなべかいじ)氏が昨年つけられたものです。帰宅し調べてみるとこの本は2004年、今から18年前に書かれた本です。著者の年齢は現在88歳、このお年になっても自分の書かれた山を再度歩かれて確認されていることに頭が下がります。
お目にかかったことはありませんが、広島周辺の山々でこのプレートも発見するたびに里山を愛する心が通います。ご苦労様です。本当にありがとうございます
展望もなく、藪こぎを強いられ、あまり登山者の来ないこの海見山。田部さんを見習って「海見山登山口」と「海見山(870m)」の標識いつの日か設置して皆様のお役に立ちたいものです。

(広島市周辺の76の山々をあらゆるルートから調査されています。私にとっては貴重な山のバイブルです。)
肝心の登山靴の方は柔らか目の靴なので厚目の靴下をはき、締め具合を調整すればしっかりと使えそうです。
この夏、針の木雪渓が待っています。
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縦走部発足記念登山「東光森山(1486m)からの野地峰(1279m)縦走」

2022-06-14 22:23:56 | 日常

(赤色が歩いたところ、黒色が車を取りに行ったところ往復80分余り要しました。)
令和4年6月12日
今日は福山山岳会縦走部の記念すべき発足登山の日である。このメンバーは先の比婆山国際スカイラン大会でもy役員の中心となって活躍していただき躍進する福山山岳会の象徴ともいえる存在です。
日頃の山行においても体力の限界の挑戦するかのよう過激なプランにも拘らず多くの仲間の支持を集め次々とそれを実行し、力をつけてきています。
私はマイペースで平素はこのような厳しい山行には参加していませんでしたが第一回の記念すべき山行なので参加させていただきました。
この東光森山は初めてです。石鎚山系の東の端、笹ヶ峰、平家平のさらに東、愛媛県と高知県の県境の山で交通事情の悪さからこのような多くの車両がなければまず実現は不可能でしょう。
参加人員は21名。あさ3時30分に松永の今津パーキングを出発、帰ってきたのが午後9時でした。17時30分の行動時間中、山中を縦走していた時間は7時間、10時間30分は高知自動車道の大豊インターでおりて現地に行く時間やゴール地点からスタート地点まで車を移動させる時間等が必要ですから如何に辺鄙な地で時間を要するかご理解いただけたことでしょう。

(太田尾越の看板、この近くに3台余りは駐車出来ます。)
コースの概要は四国の山といえば標高差がある山が多いのですが今回のスタートは稜線の峠越え『大田尾越」ですから登りの時間が得した気分になりました。
ゴールの「自然王国 白滝の里」まで距離約10キロ、登り942m、下り1227m 所要時間6時間56分。リーダーも予定していた時間より1時間も早いと言っていた。
標準コースタイムの80%という速さで平素はペースの遅い私にとってはついてゆくのが精一杯でした。平素であれば鋸を持参していますので登山道の整備も兼ね倒木があれば切断したところですがとてもそのような余裕はありませんでした。
登山者は我々以外はありませんでした。道も滑りやすく倒木が多くありました。新緑が美しく向かい側の二ッ岳、東赤石連山を望みながらの稜線歩きでした。
後輩たちの頼もしさ元気さに感心した半面、ゆとりある行動が安全登山につながることも感じた登山でした。
後継者が育ち,古参を乗り越えてゆく姿に会の将来を託せることに安堵した山行でした。
下りの靴紐の締め方や気象のことに関心を持っている方おられ、少しアドバイスさせていただきました。
この先は登山人生は長い。一つ一つの体験を大切に積み上げていただきたいものです。

(真ん中が古いマムート製。手前が買い換えた新品のシリオ製品。これだけの違いは大きいですね。今度は大丈夫でしょう。)
帰宅後、スリップしたのでマムート製の登山靴を調べてみるとすっかり登山靴底のビブラムの溝がなくなってつるつるになっていました。お店に持参し張り替えようかと思いましたが代金が15000円余り要し本体も傷んで耐えられないとのことなので登山靴を買い換えました。
ワンランク下になりますが昔使用したことのあるシリオ製が甲高な日本人には履き易いのでそれに決めました。
アルプスなどの岩場にはめったに使用せず大事にしていたマインドル製を使い分けたいと思います。
軽量なザックは生地が薄いので破れやすい。補修して、次回の山行に備えました。
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愛の落書き

2022-06-07 13:17:58 | 日常

令和4年6月5日
スカイラン大会が終わり荷物の整理をしていると仲間への応援ボードにマジックペンで落書きしたメッセージがありました。
そうかこれは大会前日走路コースの草刈・整備をして8曲がりを過ぎて伊良谷山稜線上の鞍部で休憩しているとき、5から6人の高齢の女性グル-プと出会いました。
そのメンバーの一人の方が「私の息子を明日の大会に出ますよ」と話されました。

(この会員応援ボードの左隅に書かれました。)
ちょうど我々もその場所に会員の応援ボードを設置していたのでその方に「息子さんに応援メッセージをかかれませんか。息子さんも勇気づ
けられますよ。」と言いましたら。それでは「ご厚意に甘えて、書かせていただこうか」と書かれたのがこのメッセージ[「息子 ガンバレ 母より」でした。
実際にお母さんが自ら書かれた愛情のこもったメッセージですから、息子の選手には勇気とやる気を、また これを見た人に「ほっこりとした心」にさせることでしょう。
私は遠方の東京から参加していただいた方や試走に来ていただいた方、我会の会員の歓迎・応援のメッセージをボードにして書いています。
この息子への応援メッセージは「愛の落書き」としていつまでも記憶に残ることでしょう。

(応援ボードに署名されるお母さん。)

(私が作成した応援・メッセージボードの一部です。)

(今大会で一番遠方からの参加者、東京の方の歓迎ボードです。気持ちが伝わればよいのですが・・・)
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スカイラン大会の後始末と登山道整備・仲間との出会い

2022-06-05 21:32:54 | 日常

(階段がないので梯子に立ち並びすべての荷物を押し上げる大変な作業です。)
令和4年6月4日
今日はスカイラン大会に使用した物品が体育館の1階に仮置きしていたものを2階に格納する作業を行いました。
今日は9時前にレストラン前の駐車場につきましたがなんと満杯200台余りの車が駐車しています。このようにたくさんの車両が駐車しているのは初めてです。天気も良く絶好の登山日和,ヨメナの花がお目当てなのでしょうか牛曳山から登る登山者が多くおられました。
我々の後始末の参加者は10名、10時に集合し、杭や紅白ロープ、標識、各種用具、整理整頓し次回の使用を確認し2階に整理してしまいました。
使用した各コースの距離標識などをすぐ使えるように整理整頓しているとお仕舞いではなく次の大会開催準備をしている気持ちになりますから不思議です。
整理していると我会の会員が持参し行方不明となっていた出雲峠で使用したポリタンクも見つかりました。一件落着です。
皆さん一生懸命に作業されたので昼前には終了しました。

(段木6本、鉄筋、道具で30キロ余り。年寄りには重荷ですが立てれば歩ける。歩ければ登れる。時間はかかるがいつかは頂上に到着。休憩2回、100分余りも要しました。)

(この鞍部には「毛無山給水所まで500m」の応援標識を設置します。)
早く終わりましたので懸案でした伊良谷山下山路の登山道に段木4か所を設置する作業と毛無山までの距離標識が不明なため、300m、500mを再計測し標識を設置しました。
「だんだん良くなる法華の太鼓」とはよく言ったもので伊良谷山の下りであと1回、毛無山の下りで2回作業すれば完成度の高いものとなるでしょう。

(伊良谷山の下山路、浮石を横によけて安全に下れるようにしました。大勢の仲間がいたから出来た仕事です。)
今日嬉しい出会いがありました。毛無山に登っている途中、30年前ごろ一緒に赤帽新聞の編集で苦労を共にした仲間に偶然出会いました。重い荷物にあえぎながら,下ばかり見て登っていたのに「福原さんでは」と言われびっくりしました。
当時はソフトボールの審判員に励んでおられたのに退職後の今は「山にはまっています」といわれました。噂では日本国中の山に出かけていると聞いていましたが・・・お元気で何より、お年を感じさせない若さ溢れるお姿でした。
私のブログ「まほろば日記」を読んでおられて、登ってきた毛無山周辺に角材の段木があったので福原さんが整備されたのかもと思いつつ登ったといわれました。
私にとってこれほどうれしい言葉はありません。ありがたい出会いを感謝しつつ、心に残る充実した一日となりました。

(伊良谷山の分岐鞍部から下りの8曲まで約200⒨にわたってヨメナロードが続き、今日は満開で目を楽しませてくれした。伊良谷山山頂まで登山道周辺にあちことに点在しています。)
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最新、高齢者講習会事情

2022-06-02 22:55:46 | 日常

(戦車、うさぎ等4枚、16種の絵を見て後でどんな絵があったか答える問題です。ÅからⅮまで4タイプから問題が出ます。今回はBタイプの問題が出題されました。)
令和4年5月30日
今日は午後から高齢者講習がありました。
1か月前広島県公安委員会から「認知機能検査連絡書」が届きました。前回すぐに申込しなかったため受験できる教習所がどこもいっぱいで捜すのに苦労しました。
今回すぐに申込して1が月先の本日要作受講することができました。
今月5月13日から一部規則が変更になりました。手数料が7500円に値上がりしました。今回から同じところで同日、認知機能検査と高齢者講習ができるようになりました。
今までは試験場で検査や訴権をやっていましたから大変助かります。
今回の受験者数は9名でした。
最初に16枚の絵を思える問題でます。
記憶力の問題です
パタンが4タイプあります。どのタイプか発表されませんから全部覚える必要があります。受験勉強のごとく覚えました。
テストの得点により受講する時間が長くなるので良い点数が取れるよう問題集をよく覚えてきました。16問中12くらい。ヒントがある問題では14くらいできました。
次の問題は今の時間、受験年月日、曜日、時間を書く問題。これが問題。わからなければひどい認知症ですね。
今まであった時間を書く時計問題はありませんでした。これで終了。採点の結果が発表になるのかとおもいきやs「全員合格」の発表だけでした。
一生懸命勉強してきたのに拍子抜けです。「まぁ合格したのでいいか」

次はいよいよ高齢者講習で実車試験があります。
その前に器具を使用して動体視力、夜間視力それに視野検査がありました。
実車の前に運転歴の記載欄がりました。
運転歴のないペーパードライバーには実車試験は厳しいようで免許返納させるようになるのでは。
この日の受験者は3年間違反歴のないグループのようです。
実車試験項目は「指示速度による走行」、「一時停止」など7項目の走行テストがあります。
その中で聞き慣れない言葉に「段差の利上げ」というのがあります。
縁石の前に停車、アクセルを踏み込んで乗り越え、直後にブレーキを踏むテストです。
高齢者に多いアクセルの踏み間違いに関するテストでしょうか。
この教習所は狭い為、一般車や2輪車の招集等でかなり混雑しています。
私は一時停止の見落としを指摘されました。普通の位置より高いところに標識があり見落としました。
これで高齢者講習を修了いたしました。

当局の方針としては、運転に不安のあるかたには免許証を自主返納していただく方針のようです。
又は一部の運転免許を取り消すことも可能、例えば普通免許を取り消して原付免許のみ取得するなど。
この先認知症が疑われる「信号無視」「合図不履行」「徐行場所違反』等一定の11項目の違反があった場合、その都度、臨時の講習会を受けなければならないようになりました。
それを受けなければ免許が停止か取り消しになります。
高齢者にとっては確実な安全運転が求められる時代となりました。
この後は更新ハガキが届けば、運転試験場にこれら2種の終了照明を持参して、視力検査に合格すれば免許更新となります。











































































空いてなくて苦労したので今回すぐに申込ようやく今日の予約が取れたのですので
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