まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

名画鑑賞 広島県立美術館に行く

2014-10-05 16:45:06 | 日常
平成26年10月4日
芸術の秋というわけではないのですが近所の人に勧められ、広島県立美術館で今開催中のポーラ美術館コレクションの「モネ、ルノアールからピカソまで」展を鑑賞してきました。
本展ではポーラ美術館所蔵の9500点の中からモネ、ルノアールをはじめとする印象派から、セザンヌ、ゴッホ、ゴーガンなどのポスト印象派、さらにローランサン、マティス、ピカソ、ムンクなど20世紀を代表する作品など72点が展示してありました。この展示会は4月は佐賀、7月は宮崎と巡回し11月9日まで広島で開催されています。入場料は1400円、箱根の本館の入場料は1800円ですからそれより安い費用で広島で鑑賞できるのはありがたいことです。
音声ガイドは520円で25作品解説を聞くことが出来ます。
名画を見る理由は美しい作品を見ると感動します。山で美しい風景を見て感動するのと同様です。
感動すると心も健康、さらに体も元気になります。作者の感動した強い心が見る者にも伝わってきます。私が見て気に入った作品はルノワールの「レースの帽子の少女」とマティスの「襟巻の女」でした。その作品は売店のポストカードの売れ筋ナンバー1とナンバー2でした。もちろん購入して帰りましたが私の鑑賞眼も捨てたものではありませんね。
絵画鑑賞といえばこの6月30日、孫娘が箱根の岡田美術館の最終日に喜多川歌麿の「深川の雪」を見るためにわざわざ箱根まで行きました。この作品は米国の美術館が所蔵する「品川の月」「吉原の花」とともに「雪月花」三部作の傑作です。戦後行方不明でしたが66年ぶりに発見され幻の最高傑作とマスコミでも大々的の報道されましたが10万円以上のお金をかけてゆくとは本当にびっくりしましたがそれだけの価値があるからでしょう。
強い思いで行ったのだから貴重な何かをつかんだことでしょう。
蛇足ながら今日のテレビで「第13回国民的美少女コンテスト」を放映していました。過去には佐藤蘭子、米倉涼子、上戸彩などもこのコンテスト出身とのこと、女優への登竜門というべきものでしょうか。18000人余りの応募者から21名のファイナリストが登場しました。いずれ劣らぬ美しい容姿の少女ばかりで甲乙つけがたいが私の推した少女がグランプリ―を獲得しました。その名は高橋ひかるさん、12歳、中学1年とのこと。最年長は18歳でしたが15歳くらいが一番多かったですがやはり彼女に比べれば薹が立つという印象は否めません。いかにも純粋無垢で初々しい美少女そのものの印象でした。このまますくすくと育ってほしいものです。
絵画と言い、人物と言い№1を的中させる私の眼力は大したものだと自慢したいところですが、本当は一番人気を的中するということは一番平均的な日本人ということの証でしょう。
それも素晴らしいことですが・・・・・。
ところで箱根にはポーラ美術館、岡田美術館、彫刻の森美術館など多くの美術館があります。
関東に行ったときは帰りに是非とも立ち寄りアートめぐりをやりたいですね。楽しみが出来ました。
(左が「レースの帽子の少女」右が「襟巻の女」のポストカード)
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読書の秋 「親鸞」を読む。

2014-10-03 23:56:51 | 日常
平成26年10月3日
我家の宗教は浄土真宗本願寺派(西本願寺)です。
昔からなのですが妻の葬儀の時から京都の大谷廟に納骨させていただき、お寺に行くようになり毎月開催される法話の会にも時々出席するが、朝の勤行も時々でありあまり熱心な信者とは言えません。
私の信条は母校の校訓「己に徹して人のために生きる」です。
この言葉はすなわち仏教に言う「布施」の心であります。
浄土真宗とも一脈通ずるものがあり実践しているところです。
もっと深く知りたいという気持もあり、このたび吉川英治の{親鸞」講談社本の3巻を読みました。全部で1200ページもあり読みごたえがありました。ですが内容は誕生から越後に流罪となり常陸の国の布教活動した60歳までのお話ですから半生の物語というべきものです。
9歳で出家され、20年間比叡山で難行苦行の修業をされたが悟りを開かれず29歳で山を下り法然上人に弟子入りされて悟りを開かれたというものです。
少しづつ教義も勉強してゆこうと思います。
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