まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

生前に法名「釈雄山」を頂く。

2023-10-22 22:23:30 | 日常
令和5年10月22日
法名は戒名ともいわれています。
世間的には死亡して葬儀の時につけていただく名前とされています。
浄土真宗、親鸞聖人の教えは「平生業成(へいぜいごうじょう)は生きているときが大事、生きている現在に人生の目的が完成すると訴えました。
今生きているときが大事との考えですから生前に授与されるのが本来の形とされています。
浄土真宗の法名は阿弥陀如来に救いを求める者につけられた名前であり,信徒としての自覚を促すものであり他の宗派で使われている戒名とは全く別物です。
私もまじめに生き、仏道修行を行う仏教徒であるとの証として、自分の好きな法名を付けてもよいとのことなので「釈雄山」を申請しました。
付けた法名の由来は趣味の登山に関連し「雄大な山」、不二雄の「雄」を取り名付けました。
浄土真宗の法名は他の宗派と比べても短い。
法名は漢字2文字で表現、法名の前にお釈迦様からとった「釈」がつけられ3文字です。
今年12月14日、広島別院で開催される正式に僧侶となる方と一緒に「帰敬式」を経て決定される予定です。
追記
先日知人の葬儀がありました。その折戒名のことが話題になり、その人の社会的地位を勘案してその地位にあった戒名がいただくのですがおよそ50万円要するとのこと。
あの世に行っても身分的な差異があるようです。浄土真宗では法名の申請料は1万円余り、親鸞聖人の法名も「釈親鸞」の3文字ですから一般人との差異はありません。平等な庶民の宗教と理解しています。





















































































































































うじょう
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愛弟子に勝負服(山の礼装服)を贈る。

2023-10-18 18:12:34 | 日常

令和5年10月18日
この服は私が2005年(平成17年)、第10代山岳会会長に就任した時、古い背広をヨーロッパの昔の登山者の服装を模して、礼服として仕立て直したものです。
上着には皮の肩当を付け、ズボンはニッカボッカのクラッシックなスタイル。
近所の有名な帽子店「フジ・ボーシ」の職人さんに作っていただきました。
特に帽子は同じ背広の生地を使い、上着、ズボンの3点セットで誂えていただきました。
山への深い感謝と断固たる感慨を込め、山岳会の公式行事の時には着用して出席しました。
2007年の「例会山行4000回記念登山行事」の時、福山リーデンローズで開催されたCWニコル氏の講演会の挨拶の時、その後の「緑化功労賞」の受賞式の時、また徳本峠小屋が改装された初めて行った時もお祝いの気持ちを込め着用、杉の香薫る小屋に入りました。
 この勝負服を譲渡した後輩とは入会以来、北方稜線、前穂高北尾根、八ッ峰縦走等、苦労を共にし鍛えてきました。
今は私も年を取り山行を共にする機会は減りましたが、私が山に行くときには荷物持ちとして参加、サポートしてくれます。
親に仕える子供の如くよく面倒を見てくれます。
私も近く彼にこの勝負服を譲ることを考えていました。
この度、石鎚山で開催された例会山行5000回記念登山大会の席上、来春彼が次期会長に就任する予定であることが発表されました。
これほどの慶事が重なり嬉しいことはありません
彼なら必ずわが山岳会発展のため尽力してくれることでしょう。

早速に、彼から着用した写真をスマホに返送してくれました。
実によく似合っています。
帽子姿がぴったりですね。
この勝負服を着用、壇上で堂々と演ずる彼の姿が目に浮かびます。 
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寂地山(1337m)に登る。

2023-10-15 20:18:25 | 日常

令和5年10月14日
今日は久しぶりに古い山仲間とともに山口県境の寂地山に登りました。
「ゆっくりと山を楽しもう」というのが趣旨で13名が福山から来られました。
はじめは寂地山から冠山の縦走を計画していましたが到着が遅くなり、短時間で登れる冠山に変更したいと思いましたが滝を見たいとの希望があり寂地山だけにしました。寂地山は滝の美しい山でした。一直線に落ちる滝が多いですがここの滝は曲線的なカーブを描いて滑り落ちる滝が美しい。登山道もよく手入れがされていました。
滝を過ぎ寂地峡添いの山道をみのこし峠を目指して登ります。
この道は人々の行き来する街道ではなかったのでしょうか。実に歩き易い人に優しい道でした。息切れする所が全くありません。実になだらかな道でした。かって歩いた島々宿から徳本峠の古道を歩いているような感覚で嬉しくなりました。

(初めはこの太い木を切るように言いましたが切断に失敗。)

道は良く整備されていましたが立木が道を塞いでいました。後輩の会員に切断を依頼しました。すぐに帰っ来て「生木に鋸の刃が食い込み切れません」という。再び登山道を遮る木がありました。楔型に刃を入れると切断れるとお手本を示しました。
ただ「10分以上要すれば、やめてよい。」との言葉を言い忘れました。
男性会員が3人が全力で鋸を曳きました。
しばらくして「リーダー。やりました。」子供が獲得した獲物を親に見せ自慢するがごとく、楔型に切断した木片を手渡してくれました。
「お見事、よくやったね」と労をねぎらいました。
15分もかかりました。
これで登山者も頭を打たずに済みます。本当にありがとう。
次々に現れる障害物もすべて伐採してくれ楽に歩けるようになりましたました。
稜線に出る前、坂道で順番に「六根清浄』をとなえながら登りました。
声を出せば呼吸も深くなり楽になります。
この稜線上は春になるとカタクリの群生地となります。地元の自然観察指導員の方2名が手入れに登って来て手入れをしておられました。
このような努力をされているのでカタクリが守られているのです。
来年にはカタクリを見に再び来ましょうというお話。帰路は犬戻峡の方に下りましたが難路でした。
林道から近道の犬戻遊歩道に下りました。
案内所にも立ち入り禁止の張り紙がありました。係員に尋ねると「注意すれば通行できなくもない」とのこと。
林道を歩けば45分要す。近道の遊歩道を行けば800mで大幅な時間短縮ができます。
急坂を下りました。
遊歩道の橋に通行禁止の張り紙があります。橋の敷板が腐食しているのです。
手摺を持ちながら端の桁の上を歩きました。
再び林道に合流、快調に歩いたので温泉に間に合いそうです。
汐原温泉の浴槽は5階にあります。気持ちの良いお風呂でした。
いつもはすぐに帰るのですが今回は皆がゆっくりお話しできました。
皆さん、ご満足の様でした。
また行きましょう。
YAMAPの記録
時間:7時間52分 距離 12,2キロ、登り1020m、下り1024m
ペース   90から110
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例会山行5000回記念登山

2023-10-09 09:21:21 | 日常

令和5年9月30日から10月1日
5000回をお祝いするイベントが石鎚山で開催されました。各部でいろいろな内容を企画、しらさ山荘に集いお祝いするものです。
里山部は27名、瓶ヶ森と石鎚山にのぼる。自然観察部は15名、講師をまねいて講演会と観察会をおこなう。アルパインクライミング部は14名、石鎚山北壁を登攀する。縦走部は11名、西の川からテントを担いで 筒上山・手箱山に登るというものです。
私は縦走部に所属していますがひざを痛めており余り歩けないので里山部の企画に参加させていただきました。
皆さん大いに盛り上がりました。
日頃あまり会うこともない方でしたが、部屋の同室した方々と自己紹介等いろいろな山に対するお話ができ良かった。
ミーテングの余興で大道芸人のジロー今村さんの演技がとてもよくて印象深いものでした。


私も17年前、10代会長の時4000回の行事を行いました。
その時はリーデンロースで900人あまりが参加、CWニコルさんの文化講演会、写真展、福山城の石垣の草取り、リレーマラソン大会参加等市民のための企画も行いました。
他にも富士山記念登山、最終日には熊ヶ峰に登り100名もの記念パーティで祝賀会を行いました。
4000回記念誌「はいまつ第12号」も発刊しました。
登山に限らず行事の在り方は全てリーダー次第ということを実感しました。

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