平成26年2月23日
草創記念とは大正8年(1919年)熊ヶ峰にのぼり我会の発足したことを記念として2月の最終日曜日に行われ今年で95回目を迎えました。人間の年齢と比較してみればいかに歴史が古いのか理解できます。今年は福山のふれ愛ランドで開催されました。この日はなつかしい会員の顔や病気でしばらくぶりの会員にもお目にかかり旧交を温めました。若い会員や知らない会員も多くおられ世代交代も進んできております。式典の後の実技指導を頼まれていたので参加しました。実技指導の内容はロープワーク、テントの張り方、装備の使い方、それにわたくしが担当した緊急時の 搬送方法の4科目でした。搬送方法の前には応急手当からしなければらりません。項目が広く簡単には行きません。実際事故を経験してませんからピンと来ないのでしょう。ただ事故を起こしたら大変な労力がいるころを理解していただき事故を起こさないように慎重な行動をとる必要があることを理解してほしいものです。
この機会に心肺蘇生術と三角巾の使い方は是非とも習得してほしいものです。
参考までに下記の内容のことを話しました。
1緊急時の対処法を熟知していれば平常心で対応できます。
事故を起こすと多くの人に迷惑をかけ、多大な時間と労力が入りことを知れば軽率な行動 はとれなくなります。安全第一、慎重な行動を心掛けましょう。
2、緊急時になすべきこと
あ、意識の有無、呼吸はしているか、気道を確保して人口呼吸を行う。最初の6分間が 大切。救急車の到着には市街地でも7から8分要する。
瞳孔検査では・・・散大していれば脳波停止。縮小なら薬物中毒、右不同なら脳 出血、共同偏視なら外傷が疑われる。
い、大出血はないか確認、あればすぐに止血する。
人間の血液量は体重の8%しかない。その血液量の30%が失われると死亡する。
体重が50キロの人なら血液量は4000ccしかありません。その3分の一、1 300CCを失うと命の危険がありますからことは重大です。直ちに止血しましょ う。
は、直ちに119番に連絡する。
救急車の手配には時間を有するため直ちに連絡すること。詳細は消防担当者の問い かけに答えればよい。
に、現在地を伝える。
携帯電話の機能により相手方に携帯電話から電話していることを告げると位置の探 査も可能なこともある。また自分の位置(北緯、東経の数値が表示されることもあ ります。その機能を勉強しておくこと。
「善意の殺人者」 間違った救急法により遭難者を死なせてしまうことを言います。
正しい知識を勉強しましょう。
頭部を打撲した時は必ず脳外科医の検診を受けましょう。何もないようでも、脳内が出血しあとで症状が出て突然死することがよくあります。
山行前に考えること
その山行にはいかなる危険があるか考えその防止策、必要な用具を準備しておく。あとで後悔しないため必要な品物は持参する。大荷物になっても分担すれば大きな負担にならない。
大人数の時は事故、トラブルはあるものと考え準備する。
装備の破損・・・修理工具を持参する。
怪我、疲労で歩けない。・・・背負う。シート搬送。芝そり等を作る。
背負子、雨具、ザック、ツェルト又はシート、鋸が必要
各個人が持参するもの・・
スリング(60、120センチ)、環付カラビナ、テーピングテープ、三角巾
危険を避ける・・
ロープで下る。
転落防止・・・ヘルメット着用、崖側を歩かない。
危険な動物・・・鈴、熊スプレー、防虫ネット
搬送法の実習
ザックとストックを使用して背負い方
シート搬送・・・クローブヒッチの結び方
以上
草創記念とは大正8年(1919年)熊ヶ峰にのぼり我会の発足したことを記念として2月の最終日曜日に行われ今年で95回目を迎えました。人間の年齢と比較してみればいかに歴史が古いのか理解できます。今年は福山のふれ愛ランドで開催されました。この日はなつかしい会員の顔や病気でしばらくぶりの会員にもお目にかかり旧交を温めました。若い会員や知らない会員も多くおられ世代交代も進んできております。式典の後の実技指導を頼まれていたので参加しました。実技指導の内容はロープワーク、テントの張り方、装備の使い方、それにわたくしが担当した緊急時の 搬送方法の4科目でした。搬送方法の前には応急手当からしなければらりません。項目が広く簡単には行きません。実際事故を経験してませんからピンと来ないのでしょう。ただ事故を起こしたら大変な労力がいるころを理解していただき事故を起こさないように慎重な行動をとる必要があることを理解してほしいものです。
この機会に心肺蘇生術と三角巾の使い方は是非とも習得してほしいものです。
参考までに下記の内容のことを話しました。
1緊急時の対処法を熟知していれば平常心で対応できます。
事故を起こすと多くの人に迷惑をかけ、多大な時間と労力が入りことを知れば軽率な行動 はとれなくなります。安全第一、慎重な行動を心掛けましょう。
2、緊急時になすべきこと
あ、意識の有無、呼吸はしているか、気道を確保して人口呼吸を行う。最初の6分間が 大切。救急車の到着には市街地でも7から8分要する。
瞳孔検査では・・・散大していれば脳波停止。縮小なら薬物中毒、右不同なら脳 出血、共同偏視なら外傷が疑われる。
い、大出血はないか確認、あればすぐに止血する。
人間の血液量は体重の8%しかない。その血液量の30%が失われると死亡する。
体重が50キロの人なら血液量は4000ccしかありません。その3分の一、1 300CCを失うと命の危険がありますからことは重大です。直ちに止血しましょ う。
は、直ちに119番に連絡する。
救急車の手配には時間を有するため直ちに連絡すること。詳細は消防担当者の問い かけに答えればよい。
に、現在地を伝える。
携帯電話の機能により相手方に携帯電話から電話していることを告げると位置の探 査も可能なこともある。また自分の位置(北緯、東経の数値が表示されることもあ ります。その機能を勉強しておくこと。
「善意の殺人者」 間違った救急法により遭難者を死なせてしまうことを言います。
正しい知識を勉強しましょう。
頭部を打撲した時は必ず脳外科医の検診を受けましょう。何もないようでも、脳内が出血しあとで症状が出て突然死することがよくあります。
山行前に考えること
その山行にはいかなる危険があるか考えその防止策、必要な用具を準備しておく。あとで後悔しないため必要な品物は持参する。大荷物になっても分担すれば大きな負担にならない。
大人数の時は事故、トラブルはあるものと考え準備する。
装備の破損・・・修理工具を持参する。
怪我、疲労で歩けない。・・・背負う。シート搬送。芝そり等を作る。
背負子、雨具、ザック、ツェルト又はシート、鋸が必要
各個人が持参するもの・・
スリング(60、120センチ)、環付カラビナ、テーピングテープ、三角巾
危険を避ける・・
ロープで下る。
転落防止・・・ヘルメット着用、崖側を歩かない。
危険な動物・・・鈴、熊スプレー、防虫ネット
搬送法の実習
ザックとストックを使用して背負い方
シート搬送・・・クローブヒッチの結び方
以上