まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

国体・高校総体報告会

2008-01-26 13:05:57 | 日常
平成20年1月25日(金)
広島県山岳連盟、広島県高体連登山部の共催で県岳連の新年会兼合同報告会が役員、選手、保護者等47名が参加して開催されました。
国体は縦走で4位入賞、高校総体では広島学院が縦走で優勝、団体種目で修道は5位でした。修道はこの種目前代未聞の2連覇で今回も期待していましたが期待に反した5位といっても1位とは僅か0.8点差の僅差でした。3位とは僅か0.1点差。運がなかったとか言いようがありません。メンバーが交代する中にあり毎年上位にあるということは伝統がしっかりと受け継がれている証拠です。
たいしたものと感心しました。彼らの頑張りには勇気付けられました。元気をもらいました。今年の広島県体育賞を受賞した日本山岳会の覇王山の初登頂した登山隊も表彰されました。私が昨年受賞した賞でありこの賞の重さ、その素晴らしさを改めて認職しました。
県体協の役員もご出席されていましたが今後の国体の登山大会はクライミングだけになります。クライミング施設のの満足にない我県においてよい成績は望むべくもありません。「「良い成績を」「上位めざし頑張れ」この程度の認識しかないとはあきれてものも言えません。金をだせ、施設をつくれ。もう広島国体登山はだめですね。
しかし、登山がクライミングだけの商業主義の流れには付いてゆけません。
私も「古い男」なのでしょうか
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会長辞任表明・帽子・本のこと

2008-01-26 11:47:13 | 日常
平成20年1月24日(木)
今日開催された理事会で会長辞任の理由を話しました。その理由は当初1期2年の予定であったが4000回行事が進行継続中のため1年延期したがそれも全て完了したこと。来年は90周年であり行事が迫っている為次期会長には準備期間が必要なこと。広島と福山の地理的ハンデイが大きいこと。費用はともかく睡眠不足等身体的負担が大きいことを説明しました。
ちなみに福山往復回数は前年度は48回でしたが昨年は75回。役員会に加え「はいまつ」「山の日」「4000回」の行事が加わった為でした。広島での岳連会議や「山の日の会議に12回、。ほかにも北鎌尾根、奥穂高・涸沢等個人山行が37日。全力疾走われながら良くやったものです。
これができたのも会員の協力の賜物でしょう。
次期会長への引継ぎも順調に行きそうで安堵しています。
はいまつ」でご苦労をかけた編集長に帽子を贈呈しました。
普通サイズではない大きさなので特注したものでした。気に入ってもらえるかな。
それから友人より「会長、長い間ご苦労様ということで「星野道夫著作集」を4冊いただきました。自分も感激したからきっと私にもふさわしいと選んでいただいた本でした。1冊400ページあまりで4冊ですからすごい量です。
まだ少し読んだだけですが襟を正さずにはおれない様な内容でした。
未踏峰の山に挑戦するがごとき緊張に胸が震えました。
その一節に
「追い詰められたカリブーが、もう逃げられないと分かったとき、まるで死を受容するかのあきらめてしまうことがあるんだ。あいつらは自分の命がひとつの繋ぎに過ぎない事を知っているような気がする。僕はそんなニックの話を面白く聞いていた。個の死が淡々として、大げさでないということ。それは命の軽さとは違うだろう。きっと、それこそがより大地に根ざした存在の証なのかもしれない。」
心に響く言葉でした。良い本をいただきました。何よりの餞別でした。本当にありがとうございました。
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雪の比婆山

2008-01-20 23:45:47 | 日常
平成二十年1月20日
今日は比婆山スキー山行。6時福山発早いので福山に前日より宿泊。
ついでに「世界遺産フォーラム」の案内に友人宅を3件回り、友人と会食し楽しいひと時を過ごし命の洗濯をしました。友とはありがたきものかな。
スキー山行参加者は9人でしたがスキーは3人のみであとの6人はスノーシュ組。終日小雪がちらつく天気でしたが雪も少しはあり楽しい山行でした。スキー場から出雲峠。御陵から管理センターへ下りました。山は小倉から来たというグループだけで静かな山行でした。次回の雪原ウオーキング大会の下見のようなものでした。孫達も楽しみにしているようです。今夜は冷え込み明日の朝の雪がが心配です
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あるがままに

2008-01-12 11:58:24 | 日常
平成二十年1月12日(土)
今日は昨夜から雨がふり続いています。静かな1日となりそうです。
今朝の新聞によればバクダットの砂漠に雪が降ったとの事。100年ぶりのことだが人々は吉兆と喜んで歓迎しているとの事。我会の大山登山隊はみぞれ交じりの雨で難儀をしているとの事。雨が悪いのではありません。雨は日本にとって貴重な資源です。雨がある気候が日本らしさを築いています。その思いを込めて2月号会報巻頭言を書きました。

あるがままに
1年で一番寒い2月を迎えるというのに暖かく穏やかな日々が続きます。
年々雪を見ることが少なくなり 地球温暖化を実感します。
リーダーをしてみて一番心悩ますことは当日の天候ではないでしょうか
コース、見所 難所等は事前に検討できますが天候だけはどうにもなりません。
 まして 小雨決行ともなれば「行くべきか 行かざるべきか」心を悩ませストレスもたまります。
ちょっと考え方を変えて「天候不問」にしては如何でしょうか。
天候について気をもむことも無く 雨天覚悟でそれ相応の準備をして参加されるので何も心配することもありません。
昨年末12月 私が参加した山行は全て悪天候(?)で展望はまったく望めませんでした。
15日の大山山行は曇天で雪も少なく山頂往復の体力訓練でした。
21日から24日の久住山山行は雨と霧でした。
28日から31日の八ヶ岳山行は厳寒と吹雪でした。
でも参加者からは「晴天では体験できない貴重な体験が出来てよかった」と好評でした。
何故か。久住山では各人がリーダーとなり展望のない霧の中 地図と磁石を頼りに真剣に三俣山の三峰や稲星山のピークを探索しました。見事ピークに到達した喜びは格別です。自信も付きました。
八ヶ岳の稜線では-30度の体感気温を体験しました。まつ毛も息も凍結 手足先も凍結しそうです。 どんな装備が有効か 先の見えない猛吹雪の中ルート探索の困難さも体験しました。
これらは晴天のときには学習できない貴重な体験でした。
悪天でもいろいろな楽しみ方はありますね。むしろ悪天の方が学ぶことが多いかも。
山では天候等与えられた環境を変えることは出来ません。
その厳しい環境を受け入れ ベストを尽くし 目的を達成する。
これこそ登山の醍醐味です。
世の中何事も自分の思い通りにならずストレスもたまることも多いことでしょう。
わが身の不運を歎かず 起こったことは仕方ないとそのまま受け入れましょう。
そしてその中で自分に出来るベストを尽くす。
これが山から学んだストレスの無い「あるがままに楽しむ。」生き方でした。
 

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入日の滝

2008-01-11 11:43:35 | 日常
平成二十年1月1日
八ヶ岳からそのまま帰広しようかとも思ったがNHKの撮影のとき入日の滝観音様で世話になった和田さんとの登山道の草刈をするとの約束が気になり立ち寄る。白滝山で初日を拝み大三島に。入日の滝は様相を一変していた。観音堂は無くなり傍に小さなお堂が建てられていた。訪れる人も無く落ち葉に埋もれていた。和田さんもおられなかった。ともかく稜線までの登山道の草を刈る。ススキやイバラを切り開き明るい道になった。その日は傍のお堂に泊まる。夜中にお手洗いに行くとき石段を踏み外ししたたか顔面を強打した。しばらく起き上がれなかった。血が流れる。よくぞ眼鏡をしていなかったものだ。していれば眼鏡は壊れ額も傷つき大変なことになっていただろう。額。鼻。唇。歯も傷ついていた。鏡を見るのが怖くてそのまま一晩中冷やしていた。朝意外に傷が少ない。良くこの程度で済んだものだ。観音様のご加護を感じた。登山道に石畳を張り 階段の石ずみを行ないました。帰路島の西側にある廃校跡に作られたふるさと村を下見して帰りました。
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厳寒の八ヶ岳

2008-01-11 11:19:29 | 日常
平成19年12月28日~31日
美濃戸の八ヶ岳山荘から道も凍結していた為歩く。赤岳山荘からは南沢をとうり行者小屋にテントを張る。夕食のキムチ鍋が沢山有3回食べたので食料があまりました。多くの若者パーテーはとはん準備して出発。我々は地蔵尾根から赤岳へ。踏み跡はしっかり付いていた。稜線に出ると風が強い。踏み痕もかき消されていたがところどころにある手すりの鎖を頼りに登る。山頂小屋の温度計は-14度。強風のため体感気温は-30度にもなろう。文三郎道を下る予定であったが吹雪で降り口が分からず不安があったので来た道を下る。強風でしばしばとどまる。道も良くわかりにくい。めがねが使えないので先行き不明。コンタクトにする必要を痛感した。
地蔵の分れの下りがやせ尾根になっている。登るときはこんなはずではなかったとしゅんじゅうしていたら下からパーテーが登ってきて一安心。まひげも息の口の周りにも氷が付いていた。路出した鼻 ほほ等肌は凍傷になるという感じでした。
帰るときになり指が痛い。ほっておくと痛みも感じなくなる。そのままにしておくと凍傷になる。血行不良も凍傷の原因になる。いろいろ勉強になった山行でした。
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霧の久住山

2008-01-11 10:42:05 | 日常
平成19年12月21日~24日
いつものようにJR宮島駅で仲間と合流。雨のため宇佐のGSで仮眠しひぜん湯の登山口へ。涌蓋山(1495m)は玖珠富士とよばれる美しい山容だが近くに有名な九重山系の山々があるため登る人の無い不遇の山です。今回時間に余裕があるため初めて登りました。小雨 稜線では強風で寒い。草原の山で展望はまったく無かった。久住へは牧の戸から登りました。時間短縮と高度を稼ぐ為です。登山者は無く泥田のような道をのぼり山頂下の避難小屋に。他にパーテーもなく貸切なので小屋の中にテントを晴らせてもらう。下地が泥田でここ以外にテントを春場所は無い。翌日もガスで展望も無いので各人にリーダーになつてもらい稲星山 空池 避難小屋へのコースをリードしてもらった。皆地図と磁石で真剣勝負で歩くので勉強になったと喜んでいた。同じように三俣山でも同様の訓練した。坊ガツルには何組かパーテーもあり今日は小屋にテントを張れないので法華院温泉のキャンプ場にテントを張る。温泉に入りくつろぐ。
翌日は早めに発ち黒川温泉による。人気NO1の新明館の洞窟風呂 NO3の山みず木の川沿いの露天風呂を梯子しました。みんな黒川温泉の魅力に堪能した様子でした。
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