まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

周南集落5人殺害事件

2013-07-31 14:36:23 | 日常
平成25年7月31日
この5人もの殺害、残虐な大量殺人事件。悪行非道な人物の起こした特別な事件と思っていましたが事件の概要が明らかになるにつれ特別な事件ではなくどこでも起こりうることがわかりかえって恐怖心がわいててきました。ご近所の仲たがい、トラブルはよく耳にします。それがこのような殺人事件に発展するのですから驚きです。むかしの容疑者を知る人からは「あんな好い人がなぜこのような事件を起こしたのか信じられない」との声もありました
容疑者は都会で左官職人として働いていました。同僚からも気さくでよい人と言われていました。高齢の両親の世話をするため地元にUターンし、両親の介護、おしめを替え、痰をとる評判の親孝行息子でした。地元の新聞にも取り上げられたほどでした。両親が亡くなったころから地元の人たちとの人間関係が悪化し、自治会を抜けると村八分にされ、村人からのいじめもエスカレートしたようです。それに対する恨みが積もり積もって今回の惨劇となったようです。程度の差こそあれ、人間関係のストレス今の時代毎日経験しているところです。それでこんな事件を起こしていたらいくら命があっても足りませんがそれだけ恨みが深かったのでしょうか。この人も以前、警察に村八分にあっていることを警察に相談し話をしたそうですがその時はすっきりした表情で帰ったとの報道がありました。誰か相談に乗る世話役のような人がいて話し相手になり、ストレスを発散できたらこのようなことは起こらなかった。11世帯、16人という閉鎖された狭い集落だからストレス、恨みも増幅されたのでしょう。気の毒な環境で起きた事件ですが結果の重大さに責任の重さを痛感し、後悔されていることでしょう。だが後の祭り、それをしたらどのようなことになるのかその結末を考えなかったのでしょう。今の世の中、孤独、高齢化、ご近所との人間関係のあり方、生活不安、健康不安等ストレス要因も数えればきりがありません。いかにしてストレスに打ち勝つか、いかにしてそれをパワーに変換するか。良い方法はないものでしょうか。私でも、普通の人でも何かのはずみでこのような事件を起こすことがあるかもしれない、それが怖いのです。いかにすべきか良い方法はありませんか、模索する日々です
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猛暑の居場所

2013-07-25 23:21:02 | 日常
平成25年7月20日
1週間に一度は岩谷の観音さんに登るとの約束(?)により休みの土曜日に登ってきました。下山中の帰路,登山道に4箇所ほど段木を新設し歩きやすくしました。これだけでも本当に汗びっしょりになりました。午後調べることがあり会社の近くにある府中町の図書館に行きました。150席くらいありますがなんと多くの人で一杯で座るところはありません。新聞や雑誌を見たり受験生らしき若者はノートを開いて勉強中,なんと事務所の近くの女性も来ているではないか。暇な時はここで暇つぶしをしているとのこと。今日は休日だからこんなに多いがいつもはこんなに混み合うことはいないとのこと。図書館の利用目的は1位図書の貸し出し、2位読書、3位時間つぶしといいますからそのとうりの利用方法ですね。冷房の効いた室内は快適です。しかも無料ですからこれほど快適に過ごせるところは他にはないでしょう。暑い夏を乗り越すには図書館に限ります。因みにどれくらいの人が利用しているのか尋ねたら返却700人、貸し出し400人とのこと。午後3時でこの数字ですから閉館時にはかなりの数字になるでしょう。府中町の人口は50,000人ですから、平日の利用者数がわかりませんが、かなりの人が利用されていることになります。図書館は都市部ほどよく利用されています。1位は東京で人口の2,4倍、2位が滋賀県で1,7倍ですから府中町もそれに近い利用状況ではないでしょうか。それから無料の避暑地と言えばショッピングセンター。町内にあるイオンモールは駐車台数4300台というこの付近では一番大きなショュピングセンターですが駐車場は満杯で入場待ちの車列が出来るほどでした。涼しくて買い物客にはよいかもしれませんが店を廻っていればついいらないものまで買ってしまいそうです。取って置きの場所がもう一箇所あります。広島にあるかどうかわかりませんが名古屋に行った時大きなスーパー銭湯に入りました。確か1000円くらいの入場料でしたが浴場だけでなく食事処も理髪店、ショピング店、マッサージ室、仮眠が出来る休憩室、オデイオ、TV機能のついた個別のソファーまでありました。皆さん朝から夕方までゆっくり過ごされ、涼しくなって帰宅されているようでした。皆さんいろいろな避暑、利用法を考えておられますね。
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例会山行 「右田ヶ岳(426m)」

2013-07-16 15:21:04 | 日常
平成25年7月14日
例会山行のサブリーダーをたのまれ、右田ヶ岳に登ってきました。
参加者は18名、今日のリーダーの金さんは韓国の方です。まだ若くてこれからのわが会を背負って立つ人材です。
福山市の姉妹都市である韓国・浦項市の山岳会との交流の中心人物でもあります。政治ではいろいろ問題もありますが民間ではお互いに信頼関係を深め、さらに醸成していきたいものです。
右田ヶ岳は防府市街地の北方にそびえる標高426mの岩峰で天に突き刺すような雄姿は印象深く,新幹線からも、高速道路からもまじかに眺められます。山口県下で一番人気のある山です。宮島SAで仲間と合流。正面の天徳寺コースを登りました。平年ならまだ梅雨のさなかですが今年はいつもより13日も早く7月8日には梅雨明けとなり、以来連日高温の日々が続き熱中症が話題になっております。一時は中止も考えたとのことでした。その対策として充分な水分補給、休憩時間をいつもより頻繁にとることを心がけました。かんかん照りでしたが素晴らしい展望とさわやかな風に救われました。わたしもスイカを持参し頂上で食べてもらいました。水分たっぷり、甘いスイカは好評でした。山頂には山口市在住の元会員の林さんご夫妻がおられました。林さんとはお別れ登山会で彼女の要望により雪彦山に登り、岩登りの訓練をしたことがありました。そのこともあり会報で来ることを知り待っておられたのでしょう。ありがたいことです。この山の植物について説明していただきました。Cコースのケルン付近には「ヒメラン」があること。この岩山にも水場があり「ムラサキミミカキグサ」「ネジバナ」等が生えていることを教えていただきました。また、最新の登山情報として勝坂コースを下山するとき通常は大岩壁の左コースを下るが、非常にガレており、大人数では落石の危険があるので右コースを下山するようアドバイスを頂きました。午後からは曇りはじめ雷鳴も聞こえてきました。運悪く大岩壁のフィックスロープを降りるころに雨が激しく降り始めました。危険な時こそ慎重に時間をかけます。声をかけ皆を落ち着かせる。まず雨具を着用、両手が使えるようにストックをしまいます。早く降りようと何人もロープに取り付いたがそれを制し、下り方の指示の言葉をかけ、一人づつ慎重に降りてもらいます、全員が無事に降りたことを確認し終わって出発。今すべきことは一人一人の安全最優先、雨を避けることでも、早く下山することでもない。全員が事故なく危険個所を通過すること。「安全はすべてに優先する」、全員無事であれば気分はさわやか、いくら雨にぬれようが、いくら歩こうが何ら問題ではない。降りたところに水場があり、林さんから実際の植物の説明を受けました。そこからの下山道は石が敷かれ歩きやすくなっていました。聞けば防府市は市民の健康増進のため登山を推奨しており登山道の整備にも力を注いでいるとのこと。ありがたいことです。他の市町村も見習ってほしいものです。帰路、湯野温泉で汗を流しました。源泉かけ流しの気持ちのよい温泉でした。暑くて大汗をかきましたが気分は最高。今日もまたよい山行でした。
(写真は大岩壁右ルートの岩場、階段のように見えますが実際はロープにぶら下がって
降りるほどの急斜面です。)
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スギノイホテルは巨大なショッピングモールか

2013-07-07 10:12:39 | 日常
平成25年7月3日から4日
アメリカから亡妻の親戚7名が来日されたので義兄夫婦とともに別府を案内しました。
妻が亡くなる少し前、体調がよい時期に初めてアメリカ本土を訪れ、ロス、サンフランシスコ、ラスベガス、グランドキャニオン等を案内していただき大変お世話になったことがありました。今回はその時のお返しです。初めてお会いする人ばかりでしたが祖父からはじめ親世代、子ども、孫達への家族同士の絆を継承して交流を深め、次の世代に継続するという意図もあります。「いつでも面倒を見ますから気軽にお越しください」ということで互いに交流しています。「温泉に行きたい」という希望があり私がよく行く別府を計画しました。砂湯、鉄輪の蒸し湯、明礬温泉にある紺屋地獄の泥湯、湯煙の立ち上る温泉街の風景は好評でした。特に鉄輪の蒸し湯に入ると「体調もよくなった」というので2日も続けて入りました。宿泊はスギノイホテルの高速バス代セットプラン14500円を利用しました。バス代込みですから格安です。最近よくテレビでもバイキング会場の舞台裏の様子や温泉の噴気を利用したイルミネーションが宣伝されています。この日もテレビ局の取材がありました。
このホテルは各社の人気ランキングでも上位にランク付けされていますがサービスは大満足でした。特に屋上の露天風呂「棚湯」からの眺めは最高でした。目の前に広がる別府湾や市街地の風景は空前絶後、これほどの露天風呂の眺めは見たことがありません。大感激でした。「棚湯」は棚田のように露天風呂が5段階の階段状に配置されていることから名付けられました。また食事はバイキング方式でしたが和、洋、中華と種類も多く、今までいろいろなホテルで食べた中でも一番充実した内容でした。建物も客室棟2館と温泉や娯楽施設のある棟の3館あり、客室590室、収容人数2,600人余りという巨大な規模です。結婚式場、ボーリング場、劇場、薬屋などの売店等なんでも館内で処理できます。ただ問題は大きすぎること。食事のバイキング会場、温泉施設、それぞれ充実した立派な施設ですがそこに行くにはかなり歩かねばなりません。高齢者にはちょっとつらいですね(館内を循環するシャトルバスがあるほどですから)。旅館をコンビに例えるならスギノイホテルは巨大なショッピングセンターというべき内容です。身近に手軽に買い物できるコンビニがはやると同じ理由のようです。広島発の高速バスは定員38人乗りに30人の乗客「平日にしては多いですねというと「今日は少ないです。いつもは満員です。」といわれました。豪華な食事、絶景の温泉、庶民的な安い価格ではちょっと他の旅館とは競争になりません。ですね。竹瓦温泉の情緒ある建物の温泉がランキング上位でしたが主観の相違でしょうか、私には古い建物、古い小さな浴室よりスギノイホテルの絶景の露天風呂のほうがはるかに印象深いです。高級百貨店のような老舗旅館の行き届いたサービスもよいが宿泊代が何倍もしては考え物です。サービス内容と対価を比べ後は各人の好みの合わせて選択してください。スギノイホテルは価格の割には大満足でした。皆も喜んでいました。今度来るときはもう1日宿泊してゆっくり山でも登りたいですね。
(写真はスギノイホテルの屋上の露天風呂「棚湯」から別府湾を望む)
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