まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

木造船の漂着・漂流事故に思う

2018-01-02 23:46:48 | 日常

平成30年1月2日

昨年の後半から北朝鮮の漁船と思われる木造船の漂着, 漂流が新聞の紙面をにぎわしている。昨年度は100件以上が報告され平年を大幅に超えている。それまでは年間40から60件余りでしたが昨年11月には1ヵ月で28件も発生している。全長10mの粗末な木造船が冬の日本海の5mを超える荒波や強風に耐えるのは大変のことでしょう。この時は低気圧が停滞し荒天が続いたため遭難したのででしょう。能登半島沖合の好漁場の「大和堆」には多い時には800隻近い漁船が襲来し、違法な網で根こそぎさらってゆく。海上保安庁の巡視船が放水銃で追い払っている映像が放映されるのを見た。韓国などでは銃撃して追い払っているのに日本は手ぬるいというか人間的な扱いである。その一方漁船が遭難、漂流すれば救助している。公正な、人道的な対応には本当に頭がさがります。松前小島の事件での逮捕された船長以外は強制送還した。違法操業する人に対して人道的な扱いである。今の北朝鮮の人にとって漁業は有力な収入源であり生きていくためには荒れた海であろうと出ていかざるを得ないのです。海上で中国船に引き渡し必要な品物と物々交換したり、現金を得たり、富裕層な人の間では魚はヘルシーは食料としての人気もあるようです。漁船は軍の管理下に置かれており、荒海に乗り出すボロ船の漁民は特攻隊のような存在です。1隻の乗組員が10人としても千人以上が遭難し死亡している。この数字は日本に漂着した木造船の数字から推量したもので実際にはこの倍以上の死者、遭難数でしょう。安保理事会の石油輸出制限強化は北朝鮮にとっても死活問題となることでしょう。石油の禁輸は我が国の生命線の停止につながるとして戦争突入の大きな理由とされたことがある。北朝鮮にとつても存亡にかかわる厳しいものがあり戦争開始の理由とすることでしょう。先に原爆を使用した方が国際社会の非難を受けるでしょう。真っ先に攻撃されるのは我が国でしょう。アメリカでは確実に届かないし激しい反撃を受けて滅亡する危険がある。韓国は同じ血を引く同胞の気持ちがあり、互いの国民の行き来もあり攻撃しないし、韓国もこのような制裁を強化しようという国際社会情勢にあっても人道支援をしようという政策を模索して北に対し同情的な一面もある。わが国には多くの北朝鮮支持者が存在する。朝鮮総連や在日朝鮮人たちである。朝鮮学校では公然として北朝鮮の金正恩委員長の思想を信奉し忠誠を誓う思想教育がなされている。右翼に言わせればゲリラの育成をしているものと非難する声もある。実態はどのようなものでしょうか。先の大戦では日系人は強制収容所に隔離された。戦後40年を経てその政策は誤りであったと謝罪と補償がなされた。民主主義を標榜する我が国はいかに対処されるのでしょうか。同じ轍を踏まれるのでしょうか。その過ちをどのように生かされるのでしょうか。原子力発電所は一番の攻撃目標と言われている。核弾頭の攻撃だけでなくゲリラの特攻目標とされるでしょう。全世界を「アメリカ第一主義」を主張し混乱をまき散らしているアメリカ。孤立化を深め、信頼と尊敬を失墜するアメリカに追従する我が国はこれでよいのでしょうか。北朝鮮問題を追い風に再軍備・国民の締め付け策・統制策戦は着々と進展しています。

戦後73年、このような平和な時代が続いたことは稀なことです。先の戦争ではわが国だけで310万人が亡くなりました。私の家族でも一人がが中国で、一人が原爆で亡くなり大変な苦労をしました。戦争を知らない世代が多くなり、そろそろ民主主義の矛盾が現れる頃です。「災害は忘れたころにやってくる。」戦争をしないために、今一度身の周りを見回してみてはいかがですか

 

 

 

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