まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

山行トレーニング

2009-10-26 01:01:59 | 日常
平成21年10月24日から25日
来年夏、計画している西穂高岳から奥穂高岳縦走計画に参加するメンバー5人の初めての訓練を福山の蔵王山(224m)で行いました。一般の会員も2名飛び入り参加されました。はじめは登山の基本である地図と磁石の使い方、地図を見て現在地を確認して歩くことを勉強しながら蔵王山を一周しました。
後半は岩場を歩く訓練をしました。7時間あまりみな熱心に緊張感を持って訓練しました。計画では10時間以上厳しい岩峰を縦走するのでその訓練のため大山の縦走を11月3日に予定しています。きっといい経験になることでしょう。これをやり遂げれば一段とたくましく成長されることでしょう。夜は山仲間のお宅にとめていただき韓国親善旅行の話を聞きあれこれはなしました。
翌日は和気の岩場で6人でトレーニングしました。
初めてリードする仲間もいました。体がなれたところで厳しいところも無事にリードされました。初体験で記念すべき日となったことでしょう。
よかった・よかった。おめでとう
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鞆の浦控訴反対に対する回答書来る。

2009-10-19 22:46:43 | 日常
平成21年10月18日
私が出した控訴反対の手紙に対し広島県土木局空港港湾管理課から控訴した理由を述べて手紙が届きました。
広島県知事宛に抗議の手紙を出した人に送られたものです。
この種の返事をもらうのは初めてのことでしたがあまりにも内容が間違っているので再度抗議の手紙を出しました。
県当局はその返事の中で「事業計画や整備の手法について徹底的な議論や検討を行ってまいりました。」よく言えたものです。10センチにも及ぶ膨大な免許申請書を閲覧しましたが、その中で決定理由についてわずか数行「4案を検討した結果架橋案が一番よい。」と当局が判断しただけである。トンネル案に比較しても費用も工期もかかる架橋がなぜ優れているのか説明がない。また次のように記している。「歴史的町並みや景観の保全をはかりつつ、道路交通の円滑化、生活環境の改善、安全安心な町づくり、さらに観光振興のためには埋立事業が必要」・・・待ったくどのような神経の持ち主でしょうか。そもそもこの道路は海の上を通過するバイパスのようなもので、沼隈-鞆間を通行する車が便利になるだけで今の街中の道路は変わりません。景観破壊、車の排気ガスを撒き散らすだけで住民の生活改善には寄与しない。
歴史的景観があるから観光客が来るのであり、それが破壊されれば来る人はいない。新聞報道によれば県の幹部は「景観が問題になれば公共工事ができなくなる」と・・・世界遺産を認定するイコモスが3回も中止勧告をしているすばらしい歴史的にも価値があり、世界遺産にも登録可能な国民の財産だから反対をしているのです。他の地域であれば埋立に反対しません。鞆の浦観光の核心部だから反対しているのです。この判決により例年の数倍の観光客が訪れ地元の観光業者は「数億円の宣伝効果があった」といっている。世界遺産に登録されれば世界中から多数の人が訪れることでしょう。福山市はそれに対応できるよう環境整備をすべきではないでしょうか。
私個人としては架橋案より今ある道路の拡張を求めます。それは海岸の県道を拡幅、歴史的町並みを迂回し、城山の北側の町道を拡幅、市役所支所の辺りに通ずる道路を作れば、今住んでいる人にもメリットは大きい。
駐車場が必要なら工業団地の隣接でも、町の中心のバスセンター前の海岸をを埋め立てればよい。さらにそこに支所や消防署を移転すれば跡地に駐車場や観光施設を作ることも可能である。
控訴してもこの歴史的判決は変わることはないでしょう。判決で述べているように福山市の計画は杜撰であり、不正確、不十分であり、はじめから「架橋ありき」でこじつけだらけである。到底普通の人でも説得することはできないでしょう。

将来、世界遺産に登録され、鞆の浦だけでなく、尾道にも、しまなみ海道にも、また近隣の倉敷にも多くの人が訪れ、活気がよみがえり、若者も帰ってくるといいですね。妻もそのことを願っているでしょう。そうなればぜひ鞆の浦で全国の仲間を集めて万葉集朗詠の会をやりたいなあ。この夢私が生きている間に実現できるといいですね。
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今日から 65歳。

2009-10-10 00:14:19 | 日常
平成21年10月9日
今日は私の65歳の誕生日です。
今回の誕生日は特別な意味があります。
年金生活に入ります。介護保険被保険者証が送られてきました。
まだまだ元気ですから、我々の仕事には定年がありませんし、今までどおり働きます。今までどうり山にも行くし、岩谷の観音さんの登山道整備も続けます。家族が誕生祝に最新のコーヒーメーカーを買ってくれました。夕方から食事会を開いてくれました。その後はじめてネットカフェ・漫画喫茶に行きました。ビリヤード、卓球、ダーツ、インターネット、雑誌、漫画等あっという間に時間がたち暇つぶしには最適です。よい経験になりました。特に意識していなかったのですが実は今自宅を改装リフォーム中なんです。数ヶ月前外壁が傷んでいるのに気づきました。数回塗り替えましたが築40年ですから無理もありません。ついでにと内部を直していると台所、和室、玄関、洗面所とほとんど全てをやりかえる羽目になりました。
聞けばみんなこのようになるようです。きれいになったところと以前のところを比べればその差は歴然としているからです。次は家財整理しなければなりません。この際ですから心を鬼にして捨てられるかどうかです。家をいらうと寿命がちじむといいますがまったくそのとおりです。また痩せたようです。でもどのように変わるか楽しみでもあります。
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「控訴しないで」手紙を出そう。

2009-10-05 21:48:56 | 日常
平成21年10月5日
判決が出されても直ちに確定することはありません。不服であれば高等裁判所に控訴することができるからです。
その控訴期限は判決書を受け取ってから2週間となっており、10月15日から17日が期限と思われます。私も福山市や県知事宛に「判決を重く受け止め、控訴しないように」との内容のはがきを郵送しました。
最初の反対の署名は13万人の多くの人に署名にご協力いただき関心の高さをアピールできました。裁判も毎回多くの人が傍聴されました。反対も態度で表さねば通じません。
勇気ある、画期的な判決を出された能勢顕男裁判長を支持し、控訴をしないよう声をあげようではありませんか。そのためにははがきを出してください。
よろしくお願いいたします。

送り先
 1、広島県知事 藤田雄山
   〒730-8511 広島市中区碁町10-52

 2、広島県議会議会事務局
   〒730-8509 広島市中区碁町10-52

 3、福山市長 羽田皓
   〒720-8501 福山市東桜町3-5


鞆の浦のことは大林監督やCW二コル氏も取り上げていただいたが、全国的にはなんといっても宮崎駿監督の「崖の上のポニョ」の舞台となった土地として広く知られている。
監督は表立って反対と声高々に言われないが鞆の浦に関心を持ってもらうために映画を作られたような気がします。大きな力となりました。ありがとうございます。
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鞆の浦埋め立て裁判判決に思う

2009-10-04 00:11:41 | 日常
平成21年10月3日
鞆の浦の景観は国民的財産であると真正面から捕らえた判決は世間からも評価され新しい時代の到来を感じさせた。
まさに「チェンジ」の時代の代表的出来事として長く歴史に残ることでしょう。
おそらく福山市は控訴するでしょうが県はどうするか、新知事となればかなりややこしくなり、国は新政権であり、おそらく認可しないでしょう。
金子前大臣が前原新大臣への引継事項で「鞆の浦をよろしく」と言われたとのこと心強い限りです。
今回の裁判で明らかになったように計画がずさんであること。
始めに「架橋ありき」ですべとそのための資料集めであり矛盾が出るのはとうぜんである。不正確さを非難された「福山コンサルタント」こそいい迷惑かもしれません。
県庁で閲覧した10センチ以上厚さがある「埋立免許願書」の中で決定理由についてはわずか2から3ページで4案を比較し「架橋案が地域活性化や生活環境の整備に効果が大きいと考える」としているのみ。申請した福山市当局の判断である。市民の声や、学識経験者等を交えた判断ではない。
鞆の浦の景観評価はなされていないと思う(何しろ26年前の計画ですから時代に後れています)
市当局の不正確な情報により賛成された人も多いと思います。
情報公開は時代の流れです。鞆の浦の交通事情といえば狭い県道をすれ違う映像が流されますが常に混雑しているわけではありません。殿の浦の町から沼隈に行く車の通行量は多いですか。広い鞆港までの交通量がそのまま延長しているわけではありません。朝夕のラッシュ時だけでしかありません、消防車が通行できないとか、救急車が困ったということもありません。皆譲り合って生活されています
。駐車場を観光の中心地を壊して作る必要があるのでしょうか、鉄鋼団地の隣接でも、バスセンターの前を埋立すればよいではありませんか。初めから地元の有力議員が経営する土建業者のための工事であるとの噂が出るのも無理からぬとことです。
控訴し高等裁判所で判決が出れば福山市は納得するでしょうか。
それとも市長は最高裁までやるつもりでしょうか
敗訴した責任を市長は取るのでしょうか
評判の悪い県知事に加え福山市長まで時代遅れの評価を受ければ一体福山市はどうなるのでしょうか。
新しい時代感覚のある人が市の運営をすべき時代が来ていると思います
賛成、反対の分裂した鞆の浦の町民の問題、解消でき話し合いはなるのでしょうか。
ある人が言われました。「鞆の浦では毎月祭りがあり多くの人が集まります。仲間ですから必ず話し合いはできますよ。」
期待しましょう
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鞆裁判判決 「広島県知事は埋め立てを許可してはならない」

2009-10-01 21:10:11 | 日常
平成21年10月1日
いよいよ判決の日が来た。
広島地裁の前はテレビカメラを持った記者たちであふれていた。
9時30分抽選のための整理券配布。私の番号は76番。129人中傍聴できるのは29名。
9時40分、コンピューターによる抽選。外れた。こんなことならダミーを4から5名来てもらえばよかぅたのに残念。一時も早く結果が知りたかったので裁判のある302号法廷に行く。廊下には抽選に漏れた人40名あまりが待機。10時、開廷。始まって2分後、法廷内で拍手が起きる。その数分後扉が開き開廷。意外に早いなと思いながら中に入るとみんなが泣きながら抱き合っている。松井さんも顔をくしゃくしゃにして泣いている。とにかく勝ったのだ。私も涙があふれる。おめでとう。ご苦労様。硬い握手。鬼の目にも涙とはこのことかと笑う。「あれ、T万葉会のT会長も来ている。お互い泣きながらおめでとうと握手。鞆は万葉の歌枕の地でありながら会の中では埋め立て問題については反対を表明せず、避けてとうり、話題にするのことを嫌っていたのに・・・公務員という立場上明らかにできなかったのでしょうか・・・ともかくうれしい。弁護士会館で判決の説明会がありました。判決文の朗読がありました。
鞆の浦の景観は歴史的、文化的にも貴重であり国民の資産であり、公益である。
いったん許可すると復元が困難である。排水権、船だまり、駐車場、等についてもことごとく論証し、福山市当局の説明は不十分であり、根拠がなくその必要性も正当性もないと論破された。実に痛快な判決であった。これらは詳細な、かつ正確なイコモスの調査資料によるところが大きかった。また「始めに架橋ありき」ですべてそのための調査であり、合理性がないともいわれた。公権力の力を背景になりふりかまわぬ手法、誤れる情報により住民を操作するやり方が今日の混乱を招いたと言える。住民が公権力に勝った、景観の価値を認めた画期的、歴史に残る裁判判決の場にいる感激に涙が止まらない。環境問題で戦う仲間たちにも大きな力と励みにもなったことでしょう。
紀州の和歌の浦では反対運動にも拘らず架橋がなされ景観が破壊されたが、ここ鞆の浦では守ったと大きな声で叫びたい。やったよ」後世の人たちにも報告でします。
松井さんよくやったね。戦う女性パワーには本当に驚かされる。薬害肝炎の福田衣里子さん、拉致問題の横田咲江さん。妥協しないパワーは子を守る母の強さでしょうか
応援いただいた皆さん。署名仁ご協力いただいた皆さん。本当にありがとううございました
(写真は松井秀子さんと直後に握手、感激を共にする)
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